2013年11月26日火曜日

論文執筆をテコ入れ・これまでの成果

雑誌論文の執筆と投稿にテコ入れをして、少しずつ成果が出ていますよ、というお話の続き。

 
9月22日から、毎日ちょっとずつ論文を書くことにした。

「ちょっと」というのは本当にちょっとで、1日5分を目標とした。
左の写真にもあるように、自宅のPCモニタに目標を書いて貼った。

論文を何本か書いた方は分かると思うが、5分じゃほとんど前に進まない。論文原稿を開いて、加筆や修正を検討していたら5分なんてすぐ経ってしまう。
しかし「1日30分」のような目標を立てるのは、自分にはハードルが高いと判断した。小さくはじめると決めたのだから、5分でいい。それよりも毎日続けることの方が大事。
たとえば通勤するバスや電車の中で論文原稿を読んで、赤ペンでちょっと修正するだけでも、その日のノルマを達成したと見なすことにした。

朝起きたらまずは論文に取り組むように努力した。チェックリストを作って予定表に差し込み、論文に取り組んだ日には○をつけるなど、モチベーション維持のための工夫も。

はじめに取り組んだのは、前の記事で触れた査読対応作業をしていなかった論文。実は査読結果は1月に返されていたのに、忙しさにかまけて放置していたもの。(関係者の皆様、査読していただいた先生にはこの場を借りてお詫び申し上げます。)

毎日ちょっとずつ直した。1日5分と書いたが5分以上はやらないという意味ではなく、長い時間取り組んだことのほうが多い。

それでも2週間以上かかったが、10月7日に英文校正業者に校正を依頼し、10月18日にやっと再投稿にこぎ着けた。その後、再査読、再々投稿を経て、先日、論文が掲載された

英文校正や再査読を待っている間には、別の論文に取り組んだ。こんどは和文雑誌に投稿する論文で、これも2009年に投稿しようと思って準備し、共著の方からのコメントもいただいていたのに、その後忙しさにかまけて放置していたもの。(元は2001年の研究成果。いくら何でも溜めすぎですね…。こんなに溜め込むのは俺だけ?)

いただいていたコメントを反映させて修正版を作り、11月22日に投稿した。現在は査読プロセスに入っているはずだ。

その次の論文にも取り組みはじめている。国際学会の講演論文をベースに、内容を充実させて雑誌論文として投稿しようというもの。上の和文雑誌論文と並行して取り組んでいたが、こちらはまだまだ手を入れないといけない状態で、投稿はもうしばらく先になりそう。年内に投稿できるかな?

というわけで、論文投稿のテコ入れ策は今のところうまくいっている。ここ2ヶ月で論文の掲載が1本決まり、もう1本も投稿できた。どちらもある程度完成に近づいていたものではあったが、それを差し引いても上出来だろう。

1日5分は続いているかというと、2日間を除き、これまでのところは何とか続いている。出張でくたくただった日は、夜に取り組もうと思ってたが疲れて寝てしまった。
また科研費の申請書を書いているときは、論文より申請書を優先し、申請書を書けばその日のノルマは達成と見なした。

反省もあるがそれは次の記事で。

2013年11月25日月曜日

論文執筆をテコ入れ・習慣を作ることの効用

雑誌論文の執筆と投稿にテコ入れをして、少しずつ成果が出ていますよ、というお話。

 
きっかけはzenhabitsの記事だったように思う。9月の後半に"How to Change Your Life: A User’s Guide"と"Habit Mastery: Creating the New Normal"を読んだ。ふだんの生活を変えることができなければ、何も変えられない。いちどにひとつずつ変えよう。小さくはじめよう。そんな内容の記事。
たしかにその通りだ、変わらなきゃ、とそのとき思った。

zenhabitsにはこれまでも同様のことがくり返し述べられている。なぜ今回はその薦めに従う気になったのかは覚えていない。

いっぺんにいろいろ変えようとせず、いちどにひとつずつ変える。何をはじめに変えようかと思ったとき、たぶん最初に思いついたのは体重を減らすことだったと思うが、最終的には論文を書くことを習慣にしよう、と思うに至った。

金野はたぶん、論文を書くのが不得意なほうに入るように思われる。実際、あまり成果を出版していない。金野は大学の教員なので、論文を出すのも仕事の一部だから、これではよろしくない。

こんなことをブログに書くと学生の指導上問題がありそうな気がするが、出さなければとは思いつつも、何となく面倒くさいのだ。
研究成果が出たときには、うれしいし、おもしろいと思うのだが、それを論文にまとめるとなると、いろいろ考えてしまう。和文誌に投稿しようか、それとも英文誌にしようか、文献調査はやり直さなきゃ、英文だったら校正業者に投げなきゃ、それよりも内容をもっと充実させなきゃ、などなど。

これまでに、Elanceで文献調査を頼んでみたり、翻訳ソフトを買ったり(2種類持ってます)オンライン英文校正サービスに登録したり、ネットで論文執筆に関するサービスを調べたりした。論文を書くのをちょっとでも楽にしたいと思ったため。

しかし、上に書いた記事を読んでいろいろ考えたときに、論文は自分で地道に書くしかない! だからそこからはじめよう、と思うに至った。
その時点で、査読結果が返されていたのに対応作業をしていない論文を抱えていたことが、ひとつの理由。論文の書き方をネットで調べている間は、肝心の執筆はぜんぜん進んでいないわけで。調べても楽になりそうにないし、面倒くさくてもちょっとなら書けるのでは? と思ったわけ。

というわけで、9月22日から、毎日ちょっとずつ論文を書くことにした。
その後の経緯は、長くなったので別の記事で。

なお、雑誌論文というのは○×論文集のような学術論文専門誌に掲載される論文のこと。○×講演会とか○×シンポジウムなどに出す講演論文よりも審査が厳しく、価値が高いことになっているし、講演論文よりもたくさんの人に読んでもらえる。

2013年11月23日土曜日

第29回寒地技術シンポジウム・札幌に日帰り出張


11月20日~22日まで札幌で開催された第29回寒地技術シンポジウムに参加した。

論文も出したのだが、今回の論文の第1著者と発表はM1の石橋君。
質問に対しても石橋君がぜんぶ答えたので、金野は写真を撮っていただけ。他の発表に質問したりはしたけど。

左の写真は、発表のあと質問に答える石橋君。

今回は関係するセッションにのみ参加してすぐ帰ってくる、日帰り出張にした。21日の6時頃に家を出て、12時半頃に学会会場に入り、16時頃には会場を出て、22時頃に帰宅。

金野は体力にあまり自信がないので、都内での仕事のときに自腹で宿を取ることもある。だから日帰り出張は珍しい。学会期間中の予定は空いていたのだが、その前後に予定がたくさん入っていて忙しかったので、あまりのんびりしていられないため。

あぁでも今年は大阪にも日帰りで出張したんだっけ。

以前に数値流体シンポでお世話になったIHIの方が、国内のたいていの場所には日帰り出張で行く、とおっしゃっていた。その方が宿泊の準備や手配がないから楽だとのこと。
実際、今回はいつものカバンを抱えて出張に行った。寒いかもと思ってコートを増やしたのみ。準備はたしかに楽だったな。疲れたけど。

ちなみに札幌はあまり寒いと感じなかった。ヒートテックで武装していったのと、昼間に着いて夕方までに去ったからだろう。コートは結局使わず。

発表が1件キャンセルされて、セッションの終了が20分早まったため、予定より30分早い便で帰ってくることができた。
プログラムが不明確だったこともあって、航空便のチケットをとるときに帰りの便をオープンチケットにしていたのだが、それが奏功した。

あとは年内は都内出張のみのはず。

2013年11月22日金曜日

久しぶりの査読付き英文雑誌論文

久しぶりに査読付きの英文雑誌論文が掲載されました


Journal of Aero Aqua Bio-mechanismsという、エアロアクアバイオメカニズム学会のオンラインジャーナルです。
今回のジャーナルは昨年度に台湾で開催されたISABMEC2012で講演したものの特別号で、金野の論文もそのときの講演論文が元になっています。しかしくわしく査読していただき、たくさんいただいたご意見や修正案を反映させたので、講演時より充実した内容になっています。

ご興味があればお読みください。

ここのところ、雑誌論文としての成果発表が滞っていたので、何とか在庫処分したい。少し前から論文執筆のテコ入れをしています。
このことは別の記事で。

2013年11月8日金曜日

9月と10月の出来事

ここにずっと記事を書いてなかったので、久しぶりに。

これまでも前の月の反省をこのブログに書いていたが、まぁ「反省」と題打つと内省的なことを書かなきゃいけない気分になるので、今回は「出来事」で行ってみよう。

さて9,10月は、相変わらず忙しい日々だった。あちこちの学会に行って自分で自分を忙しくした感じもある。

9月は月末に札幌に出張した。10月は2日に阪大(これは日帰り)、17,18日には広大に出張。なお11月1~4日は佐賀大に行っていた。
先の話になるが、11月にはもう1回、札幌出張の予定がある。これも何とか日帰りで済ませる予定。

そんなにしょっちゅう出張する職業ではないが、ここ1,2年は回数が増えたので、やっと出張に慣れてきたかなぁ。
以前にも出張の効率のことを考えたりしたが、変なところで完全主義者なので、いまでも何をカバンに詰めるか悩む。国内出張のときは、「コンビニに走れば何でもあるんだし」と自分に言い聞かせている。

あぁそういえば、これも前に少し書いたが、さいきんは泊まりがけ出張のときにはHDMIケーブルを持って行っている。いま使っているノートPCはHDMI出力があり、地デジ化以降のたいていのテレビにはHDMI入力端子があるので、ケーブルがあればノートPCに入っているコンテンツをホテルのテレビで鑑賞できる。

それと、出張科学教室にも行った。10月20日の諏訪市出張科学教室
いつものウィンドカー。夏の科学教室で諏訪市の方々の目にとまったらしく、今回、声がかかった。
金野は例によって呼び込み担当のみ。学生さん達ががんばってくれました.それから中高連携で,中学生2名が手伝ってくれました.ありがとう.
作った人だけで200人以上。走行記録会に参加した人が延べで238人だった。保護者の方を入れるとその倍ぐらいかな。

出張以外では、9月は新学期が始まったので、学科幹事としての仕事が増えた。
今年は、単位履修に関する相談がとても増えたという印象。単位を落としたけどどうしたらいいでしょうか? とか、○○と××の単位のどっちを履修したらいいでしょうか? などなど。去年はこんなに相談を受けなかったなぁ。同じような状況は去年にもあったはずだが、何で今年は相談が増えたのだろう。

10月には科研費の申請書類作成でもかなり時間を取られた。9月から準備していたのだが、研究の内容や体制が変わったりしたので最後までばたばたした。
いや何より、つぎの研究の方向性を自分の中ではっきりさせるのに苦しんだ。実現象をどこまできちんと追いかけて、どこからモデル化や経験式に頼るべきか。いまは経験式で与えているところを、一歩進めてきちんと追いかけられるようにするためには、どんな実験や解析をする必要があるか。申請書類の提出ぎりぎりまで悩んだ。
ご協力いただいた関係各位にお礼申し上げます。

9月末から、論文の投稿に向けてもテコ入れしている。このことは別の機会に。

自宅のPCのOSが入っているHDDを、SSDに換装してみた。それに伴いOSを再インストールした。
スピードは、たぶん速くなっているんだと思うけどあまり実感がない。主な目的は音を静かにすることだったのだが、ハードディスクを1個減らしたぐらいじゃ変わらなかった。ファンの音を下げないといけないようだ。

これは11月の出来事ですが、
楽天が日本一になりました。うれしいです。自分で思っていたよりも、勝ったときはうれしかったですねぇ。
ちょうど佐賀に行っていたときなので、ホテルのテレビで試合を観ました。

2013年10月11日金曜日

77,007人目

金野のウェブページのカウンタが、77,007人目になっていました。


いやぞろ目でも何でもないのですが、たまたま開いたらこの数字で、うれしかったので。それだけです。

2013年9月1日日曜日

8月の反省

8月はもう過ぎてしまいましたか。早いなぁ。

まずは出来事をざっと振り返る。

3,4日にオープンキャンパスがあって、金野は学科ガイダンスを担当した。そのときの顛末は以前に書いた

そのあとは、20日の研究室内の発表会まで大きなイベント無し。
このときに研究をもっと進めたかったのだが、思うようには進まなかったのが反省。このことはあとで触れたい。

24,25日は工学院大学科学教室。プレスリリース(PDF)にリンクしておくが、約8,500人の参加者があったとのこと。
金野は例によってウィンドカーを担当。約1,000人のお客さんがウィンドカーを作っていきました。
付き添いの親御さん達を含めると、たぶん1,500人ぐらいは来ていると思われます。上の「約8,500人の参加者」って付き添いの大人も入っているのかな?

最後の31日には、M2の中間発表会。金野は今年は副指導のみ。特に大きな問題は無かったかな。

さて上にも書いたが、8月の真ん中、10日~18日頃は引き籠もり研究期間で、引き籠もってひたすらプログラムを作ったり、論文を書いたりする予定だった。
しかしあまり進まなかったなぁ。

「あまり進まなかった」のにはいろいろ理由があるが、まずはやりたいことが多すぎる。
いつも「休みに入ったらあれをしよう」「これをしよう」といろいろやりたいことを溜めてしまい、また自分の能力を過大評価しているから、いざ事に至ると時間が足りなくなったり、疲れて研究できなかったりするのだ。
人間、休みも必要。…分かっちゃいるんだけどねぇ。
うまく分散させないと。

それから、Skypeでの国際会議を2回こなした。
1回目はこのブログに書いたが、8月5日の夕方。日本は夕方だけど、カナダからの参加者もいてそちらは早朝。だからその時間帯にやっているわけですが。
2回目は12日で、やはり夕方。このときの会議でいろいろ宿題が出て、それの対応にてんやわんやした。だってリーダーが休暇に入るって言うんだもん。おかげでいろいろ勉強できたけど。

それから、口内炎で3,4日苦しんだ。
20日前後のことだったと思うが、口内炎の大きいのが、左奥の親知らずの近くに出来た。最初は口内炎だと分からず、口の中に傷をつけてしまったのではないかと思っていた。
数日痛い思いをしたあと、23日、科学教室の準備のあとに耳鼻咽喉科に行って診てもらった。(いまにして思うと、歯医者じゃなくて耳鼻咽喉科に行ってよかった。)お医者さんが口の中を見た瞬間に「あーでかい口内炎が出来てるわ」。分かりやすい症状だったようです。傷ではなくて、長くつながった口内炎だとのこと。
薬を塗ってもらい、その日の夕方にはいくらかよくなったように感じた。その後は、イソジンなどのうがい薬を使ってなるべくこまめにうがいをして、口の中の菌を減らした。それでも3,4日は違和感が残った。
医者にかからなかったら、科学教室の2日間は辛かったろうなぁ。

というわけで8月は、やりたいことがたくさんありすぎ、一方でそれ以外のイベントもいろいろあって、あまり進まなかった。
9月に入ったが、授業がはじまるまでもう少し悪あがきしてみよう。

ところで、これもここに書いていなかったが、6月に自宅の書斎にエアコンを入れた。(書斎というか仕事部屋というか勉強部屋というか…。勉強部屋というのがいちばんしっくりくる部屋)
これまではリビングに備え付けの1台のみだった。

去年の夏、受託研究がとても忙しかったころには自宅のPCでも計算を回していたが、そうすると書斎がとても暑くなって、そのせいでPCの排熱ファンがぎゅんぎゅんまわるのでとてもうるさく、仕事に集中できず閉口した。
今年は去年以上に暑くなりそうだと5月頃に聞いたので、こりゃやばいと思い、書斎にエアコンを増設した次第。

フィルターの掃除機能がついている、三菱のハイブリッド霧ヶ峰 HWシリーズを選択した。ネットで安いのを探して、設置費用等込みで80,848円。
いやー助かってます。金野にとって8万円強は高い買い物だが、今年の夏だけで元を取った気がしている。今年は暑かったねぇ。