2011年6月21日火曜日

つまようじブリッジコンテスト2011

つまようじブリッジコンテストは去年もやりましたが,今年から工学院大学機械工学科の1年生が全員取り組むことになりました.

6月17日が,学籍番号が前半の学生のコンテスト日でした.会場も今年からいぶきホールで,4クラス(80名弱)が20チームに分かれてコンテストを大々的に開催.

左の写真は,まだ荷重をかけていないブリッジです.負荷はペットボトルの本数で決めて,耐えた本数だけ獲得できます.

今回は30本が最高でした.30本のチームの橋はかっこよかった.

今回もTAの皆さんが強力にサポートしてくれました.写真に写っているコンテスト用の台もTAさんの工夫で,これが4つ合って競技を並行して行うことができます.

2011年6月20日月曜日

授業で先輩の話を聞く

6月10日の1年生向け授業「機械工学基礎演習I」で,工学院大学の先輩(大学院生)が大学生活について紹介してくれました.

石川君,瀬川君ありがとう!

学生さんたちは,大学院生以上の先輩と接する機会がどのぐらいあるのかな.研究内容についてもいろいろと質問が出ました.

写真にちょっとだけ写っていますが,この日はつまようじブリッジ制作作業日でもありました.コンテストの模様は後日.

2011年6月18日土曜日

工学院大学オープンキャンパス・2011年6月編


紹介までに間が空いてしまいましたが,6月5日にうちの大学でオープンキャンパスがありました.

2011年の工学院大学オープンキャンパスは,3月が震災の影響で中止になったので,6月5日のが初回.今年も学生さんたちがとても協力してくれて,研究についてや大学生活について,熱心に説明してくれました.

金野は他の大学のオープンキャンパスを見ていないのですが,見てきた職員の方々によると「ぜんぜん違う」そうです.工学院大学のオープンキャンパスはたくさんの学生が主体的に参加してくれて,参加者(多くは高校生)の質問に答えてくれます.うちの大学を受験する気がない高校生にもお勧めしたいぐらい.

コンテンツを提供する側としては,もうちょっとがんばりたかった.うちの研究室の魚ロボットをもっとアピールできないかな.

2011年6月16日木曜日

人間にとって本当に必要な睡眠時間は一体何時間なのか?

表題の通りですが,「人間にとって本当に必要な睡眠時間は一体何時間なのか?」という記事がライフハッカー日本語版に掲載されていました.情報源はニューヨークタイムズの記事です.

もとのニューヨークタイムズの記事にあたると詳しく書いてありますが,psychomotor vigilance taskと呼ばれる眠さを調査するテストを用いて調べたところ,ほとんどの人は8時間の睡眠を取らないとテスト結果が徐々に悪くなっていくのだそうです.

睡眠時間が4時間や6時間だと,十分な睡眠を取ったときと同等の結果を出すことができないそうです.つまり睡眠が足りないらしい.他の実験結果では,7時間でも足りないようです.

また週末の寝だめは,まだはっきりした結果が出ていないとのことですが,過去の実験結果によると1日だけ長く眠っても効果がでないことが多いらしい.つまりたとえば土曜日の夜だけ長く寝ても,寝不足解消にはならないということです.

日本語の記事には紹介されていませんが,もとの記事ではおもしろい補足が載っています.4時間睡眠のグループや6時間睡眠のグループは,自分では「ちょっと眠いけど,大丈夫」だと感じているそうです(かなり意訳.もとの表現は"But they insisted they had adjusted to their new state.")
14日間の実験の間,睡眠不足のグループは「自分には寝不足の影響はない」と主張し続けるそうなのですが,しかし現実にはテスト結果が徐々に悪くなっていき,最終的には酔っ払いと同等の結果しか得られなくなっているとのこと.

記事中に書かれているようにこの結果には個人差がありますが,しかしその個人差は金野が持っていた印象よりも小さいようです.5時間以下の睡眠で能力を発揮できる人は確かにいるが,その割合は5%かそれ以下らしい.

つまり,ベストパフォーマンスを発揮するためには,毎日8時間以上睡眠しなければならないってことですね.

…ハードル高いなぁ.

実はこの記事を書いているいま(15日),寝不足です.昨日は今日の授業の準備に時間を取られ,4時間しか眠っていません.
眠い!

毎日8時間以上の睡眠時間確保は難しそうですが,平均8時間ぐらい取れるよう努力します.

2011年6月15日水曜日

Developers get better with age. And scarcer

"It's official: developers get better with age. And scarcer."という記事がおもしろいです.

Stack Overflowというソフトウェアデベロッパー向けQ&Aサイトの参加者データを解析したもので,デベロッパーは27歳をピークとしてその後6,7年で半減のスピードで人数が減るが,年齢とともに高い評価を得るようになるとのことです.

Q&Aサイトなので,「高い評価」というのは質問に対してよい回答をたくさんしたということを表します.上記記事の解析によれば,回答の質には年齢による大きな差はなく,しかし高年齢のデベロッパーはたくさんの質問に答えているため,高い評価を得ている,と結論づけています.

記事のコメントで指摘されているように,データソースがStack Overflowの参加者に限定されているので,たとえば日本のデベロッパーに通用するかどうかは不明です.また,「高年齢のデベロッパーは質問に答える時間がある(暇な)だけ」というコメントもあります.ひとりでたくさんの質問に答えているデベロッパーが平均を引き上げているので,平均ではなく中央値を使うべきだというコメントもあります(これには記事の筆者から反論も出ています).

だから単にこのデータを鵜呑みにしてはいけないのですが,それでもなかなかおもしろい結果です.質問に対する回答の質も,記事中では年齢による差は顕著ではないと結論づけていますが,40台までは増加傾向にあるようにも見えますし.

金野はもうすぐ42歳になりますが,まだまだ勉強かな.

2011年6月14日火曜日

古い漫画を寄贈する

金野の実家は岩手県一関市ですが,そこにある磐井病院の病院ボランティアがコミック本を集めていると聞き,死蔵されていた漫画を実家の両親を通じて寄贈しました.
そうしたら丁寧なお礼状が届いて驚いています.

古い漫画でも役に立つんですねぇ.

「コミック本の寄贈はとても少なく,しかし患者さんや御家族の皆様には大変喜ばれます」とのことです.

自分は駅に近いアパートに引っ越してきたので,漫画が読みたくなったら漫画喫茶にでも行けばいいですから,コミックを所有する意欲が失せています.新しいアパートは収納が少ないですし.

2011年6月9日木曜日

プログラムを組む

6月に入ってから2回,ひたすらプログラムを組むという経験をしました.

1回は6月2日で,企業からの受託の仕事.金野も関与して開発した解析プログラムの機能を拡張して,より複雑な対象を扱えるようにするためのプログラミングでした.
イ ンターフェイスを追加して,入力データのチェックをかけるロジックを考えて,データベースに記録するためのコードや解析プログラムに渡すためのコードを書いて,あとはひたすらデバッグ.朝の9時半から取り組んだのですが,あいだに会議が入ったりして,夜の8時ぐらいまでかかりました.

2回目は3日の夜から4日にかけてで,学生さんが取り組んでいたけれどもなかなかうまくいかずに苦しんでいた,Arduino→Arduino間の通信のプログラミング.
魚ロボットの通信と制御に使うための無線での通信に卒論生が取り組んでいるのですが,なかなか通信速度が稼げなかったので,学生さんに任せきりではいけないと思って金曜日にArduinoやブレッドボードを自宅に持ち帰り,その夜から土曜日にかけて取り組みました.

本質的にはシリアル通信なのですが,2400bpsまでは何とか出せたものの,目標とする9600bpsになかなか届かず.最終的には回路をいじったことで何とか目標を達成しました.

プログラムを組んでいるときは,楽しいと思いながらやっていたわけではなかったと思います.むしろなかなかうまく動いてくれずにいらいらする時間のほうが長かった.
しかし実際には,2日は新宿に行く電車の中でもプログラムを組んでいましたし,3日の夜も他の仕事や寝食には目をくれずにひたすらプログラムを書いては試し,また書いては試ししていました.完成せずには眠れない,という気持ちでした.

結局は好きだということなのでしょうか.ロジックを考えたり,うまくいかない原因を探っては確かめたりするのは,金野が夢中になれる仕事のひとつなのだと思います.

できればこういう仕事を増やしていって,それ以外の仕事(特に雑用)を減らせるようにしたいですね.
何かうまい手はないものか.考えていこう.

2011年6月8日水曜日

成田郁久美選手引退

女子バレーボールの成田郁久美選手が,所属するパイオニアレッドウィングスを退団し引退するという発表がありました.

一度現役を退いてから復帰し,アテネオリンピックでも予選からリベロとしてチームを引っ張るなど,たいへん長く一線で活躍した選手です.
お疲れさまでした.

2011年6月6日月曜日

いまさらですが,4月と5月の反省

またしても間が空いてしまいました.もう6月に入って6日も経つのに,いまさらですが4月と5月を振り返ってみます.

5月の出来事をほとんどこのブログに書きませんでした.月初めに引っ越したのが大きなイベントで,5月はその後始末や,新しい生活をはじめるための作業に時間を取られた印象です.
4月の反省もしてなかったし.

振り返ってみると,授業がはじまった4月後半から5月にかけては,合宿や引っ越しやその合間の書類仕事などで慌ただしく過ごしました.授業期間に入った4月25日から今日(6月6日)まで月曜日が7回ありましたが,そのうち連休中の5月2日と先週の30日以外すべて,午前中に八王子で授業をしてから午後に会議などで新宿に移動しています.
昨日の日曜日(6月5日)はオープンキャンパスで休日出勤だったし(実際には金野の職制上「休日出勤」という制度はありませんが),落ち着かない日々だなぁ.

研究のほうは,いくらか進み始めたかな.今年の学生さんもがんばってくれています.

6月は,海外出張を予定しているのでやっぱり忙しくなりそうです.中間試験の問題を作ったり,出張中の対応をしたり,発表する学生さんを鍛えたりしないといけない.
前期の授業期間もだいたい折り返しだし,がんばろう.