2013年1月28日月曜日

スタンディングディスクは断念、椅子に座って仕事


以前にスタンディングデスクのことを書いたが(左の写真),あれから約2年間、スタンディングデスクを使ってきた。しかし先日、1月24日からディスプレイとキーボードとマウスを仕事机の上に戻し、椅子に座るスタイルに戻した。

2年間使ってみたが、長い間立ちっぱなしで仕事をするには体力不足だった。
2年前の記事に、「2ヶ月使ってみて,自分がいかに運動不足かがよく分かりました.立っているだけで疲れる!」と書いているが、その状態が2年間続いた。例えば書類を書く仕事など、集中してPCに向かっているときは、比較的長い時間立っているが、それが終わると椅子に座り込んで、しばらく休んだり。

体力が十分残っているときは効率よく仕事できるが、疲れていると仕事にならないのでは困る。90分の授業を2コマやったあとで、書類を書いたりメールに返信したりすることもあるわけで、そういうときにもある程度の作業効率で仕事を進めるためには、椅子に座るスタイルのほうがよいと判断した。

大学の教員は授業という立ち仕事が多いので(Time Doctorでの測定によると仕事時間全体に占める割合が2位)、椅子にずっと座っていることに起因する健康上のリスクも小さいだろう。


金野は職場では研究できない。

先日、Time Doctorで仕事時間を計っている話を書いたが、1位の研究プロジェクトの仕事(100時間)のほとんどは、職場ではなくて自宅のPCに向かって仕事していた。

根を詰めてプログラムを書いたり、計算を回したり、論文を書いたり、集中力が必要な仕事はたいてい、自宅に持ち帰っている。だから仕事が忙しければ忙しいほど、早く自宅に帰りたい。
その一方で、職場で長い時間を過ごすときには、雑用に当たる仕事を主にやっていて、集中力が必要な仕事は後回しにしていた。

しかし忙しくなってくると、そうも言っていられない。職場にいる時間に、もっと効率よく仕事したい。
例えば学生指導のミーティングと授業との合間に、時間が1時間ぐらい空くことがある。疲れていても、その時間にある程度の効率で研究を進めたい。そのためには椅子に座るスタイルのほうがよいだろう。

ところで上の写真は2年前のものだが、ここに写っているPCは2台とも代替わりして、いまは使ってない。ディスプレイも替えた。キーボードとマウスは、いまでも同じものを使っている。

2013年1月21日月曜日

福岡ソフトバンクホークスは2012年レギュラーシーズン3位。取り替えの利かない人材って何だろう。

福岡ソフトバンクホークスは、2011年度に日本シリーズを制した。その後、およそ1年前の今ごろ、投手の柱であった杉内、和田、ホールトンが移籍した。合計43勝ぶんの投手が抜けたのはソフトバンクにとって痛かったはずだ。
しかしその次の年、つまり2012年の最終順位は3位。もちろん2011年よりは成績が落ちているが、立派に戦い抜いた。

日本ハムファイターズは、2011年シーズン終了後にエースのダルビッシュが大リーグに移籍したが、2012年シーズンにリーグ優勝を果たした。

よく「取り替えの利かない人材」という表現をするが、いくら何でもまったく取り替えることができない人材というのは、ある程度大きい組織にはたぶんいないのだろう。金野はそう思っている。

あるブログに「代替不可能な、かけがえのない、競合他社に行かれては困る人材」という話が出ていた。有名ビジネスマンとかコンサルタントのブログではなくて、ベルギー在住の女性のブログです。
自分は代替不可能だろうかと考えると、不可能なわけはないよなぁという結論になる。

もし金野がいまの仕事を辞めたら?
(注:辞める予定があるわけではありません。あくまで想定ですので誤解なさいませぬよう。)

大学教員には2軍がないので、急に辞められたらすぐには交代要員を補充できず、まぁそれなりに困るだろう。しかしすぐに公募がかかり、4力学のひとつである流体力学の専門家なんかはいくらでもいるから応募者はたくさんいるはずで、長くて2年以内、おそらく1年以内に欠員を補充できる。

というわけで金野は代替可能な人材だが、できればソフトバンクの杉内のような立ち位置までたどり着きたいものだ。つまり、他の投手よりも信頼でき、勝ちを計算でき、重要な仕事をまかせることができる人物。
ただしいまの職場に特化して勝ちを計算できるのではなくて、仮に杉内のように新しい職場に移ったとしても、そこでも他の投手よりも信頼でき、勝ちを計算でき、重要な仕事をまかせることができる人物でありたいものだ。

うーん、ちょっと漠然としているなぁ、今年の目標にするには。
まずはそれをどうやって評価するのか、評価基準を決めようよ、という話になるが、それが難しいよねぇ。

結局は論文の数とか、実績とかいう話になるわけなのかな。

2013年1月10日木曜日

ノートPCのバックアップを用意する


ふだん使っているノートPCを修理に出した顛末を先日書いたが、それが仕事に差し障ったのがとても気になっていた。今回は年末年始だったので影響を最小限に抑えられたが、大事な仕事や出張の前に修理に出す羽目になったら困る。

なので、思い切って予算をかけ、バックアップのノートPCを用意した。

…といっても13,800円だが。

今回、バックアップPCに求めた要件は、(1)最低限の仕事ができること、(2)どうせふだんは使わないのだから、安くあげること。

「(1)最低限の仕事ができる」は、Core 2 Duo以上のCPU搭載で、SerialATAのHDDを積んでいて容易に交換できること、そしてWindows XPのライセンスがあることこと、とした。

CPUをCore 2 Duo以上にしたのは、Windows XPとMS Officeがきびきび動くだろうと考えたため。HDDのほうは、SerialATAなら安くて容量の大きいものが入手できるので、交換して使う前提。
WinXPのライセンスを条件にしたのは、中古だとOSレスで売っているものもあるが、それだとあとのOS入手やインストールが面倒になるから。

これで(2)に合うものをネットで物色して、中古のDELL Latitude D830を見つけた。上記の要件を満たしていて、13,800円(税込)。
さっそく飛びついて購入。

据え置きで使う前提の、いわゆるデスクノートに分類されるものだと思われる。なのででかくて重くて、無線LANが無いが、そこはがまんするしかない。

内蔵HDDは80GBしか無いが、別途1TB、5,980円のHDDを購入して交換した。この機種はHDDを簡単に交換できる。この記事を書いている時点でエージングの途中。
メモリは2.5GBも積んでいる。標準装備は512MBらしいのだが、このマシンは2GB増設されていた。増設は容易だとはいえ、最初から刺さっているに越したことはない。

マシンは中古だが、写真の通りきれいで、付属品も一通りそろっている。よい買い物だったのではないかな。

これで後顧の憂い無し。CF-S9にはこれまで以上に活躍してもらおう。

2013年1月8日火曜日

パソコンポ


ノートPCの修理で配送使われた専用の箱、パソコンポ

日本通運のものらしい。
箱には特許出願中と書いてあるが、2003年に特許取得済みのようだ。

パソコンをビニールシートの間に挟んで、空中に浮かせた状態で運送する。



…あれ、でも運送会社はヤマト運輸だったはず。

いま箱を見ても、クロネコヤマトの伝票がばっちり貼ってある。
箱だけ日通から買っているのか?
日通が特許を取ったから、買うしかなくなったとか?

まぁそれだけいい箱なのだろう。

ヤマト運輸の「パソコン宅急便」のウェブサイトを見ると、パソコン宅急便BOXなるものの説明があるが、B~Fタイプの箱は、パソコンポと同じ箱のように見える。
だがウェブサイトには「当社開発の専用資材を利用して、お伺いした際にその場で梱包し、集荷いたします。」と書いてあるなぁ。
同じもの? 違うもの? 謎は残るが、解明する機会はなさそう。

2013年1月7日月曜日

ノートPCが修理から戻る


前回書いたように、年末に修理に出していたノートPCが5日に戻ってきた。

ぜんぶで8つの部品を交換してもらった。基板、ケース、HDD、DVDドライブなどなど。これを自己負担すると74,025円かかったらしいのだが、保険で賄ったので負担額はゼロ。

というわけでもういちど繰り返し:

プレミアムモデルばんざーい!! 選んでよかったぞPanasonic!

帰ってきたノートPCは、見かけはもちろん以前とほとんど変わらないが、キーボードのテカリがなくなって印字がくっきり読めるし(以前はホームポジションが指の脂でてかっていた)、以前は開きにくかったDVDドライブの蓋がぱかっと気持ちよく開く。修理に出したきっかけとなった、VGA出力の不具合も解消されていた。
これで今まで以上に気持ちよく使える。大事にしよう。


今回の修理で、プレミアムエディションの評価が上がった。

無償で引き取りに来てくれて、年末年始も休まず修理してくれたのは非常にありがたかった。負担額ゼロ円だし、言うこと無し。


買ったときは3年特別保証のことはまったく意識していなかった。出先でプログラミングしたり数値計算したりできるように、という意図で、CPUが強くでメモリをたくさん積めるノートPCを選んだら、プレミアムエディションになった次第。

仕事をしていて、いまいちばん困るのは時間を取られる不意のトラブルだ。さいきんは仕事に余裕がなく、ぎりぎりで回しているところがあるから、それを阻害されるトラブルは非常に困る。


今回、年末年始にかけて修理してくれて10日間で直してくれたことは非常にありがたかったが、たった10日間でもノートPCを使えなかったために一部の仕事が滞った。実は年末に実家に帰省するのを断念したのだが、ノートPCが使えないため、溜まった仕事を実家でこなすことができない、というのが最大の理由。これがもっと長かったり、PCを自分で梱包して送る必要があったりしたらかなり困ったことだろう。

一方で、このノートPCへの依存度が高すぎることも分かった。年末年始で修理できたからよいようなものの、例えば出張前に壊れても何とかなるのか?

修理期間中、研究室の古いノートPC(CF-T4)を借りて使ったのだが、オフィスソフトが入っていなかったのとハードディスクが60GBしかなかったのがネックで、仕事用のファイル群をディスクに置けず、ほとんど仕事できなかった。MS Word Viewerをインストールして書類を印刷するのに使った程度。プレゼンテーションなどの仕事には、使えそうにない。
もうちょっとましなバックアップを検討しておくべきだろう。

2013年1月5日土曜日

ノートPCを修理に出す

普段持ち歩いているノートPCに不具合が出た。

2011年のはじめに導入したPanasonic Let's Note CF-S9。12月の出張のときに取り扱いを損ねて、床にがたんと落としてしまった。

そのときには気づかなかったのだが、後日プロジェクターをつないでみたら、青が表示されない! VGA出力がイカレてしまった!?
RGBのうち、青だけが出ない。赤と緑は表示されるから、断線か何かだと思われる。

外部出力を使わない仕事は問題なくできるのだが、件のノートPCは出張先でプレゼンテーションに使うこともあるので、外部出力ができないと仕事に差し支える。そこで、修理に出すことにした。

長期間使えないと困るので、はじめはPanasonicの即日修理サービスをやっている窓口に持ち込もうと考えたが、対応しているのは”2005年5月以降に発売された「Let’snote」で、かつ、機種品番の末尾に「R」が付く製品(店頭販売モデル)”とウェブサイトに書いてある。金野の持っているPCは品番末尾がPで、対象外。
あれれと思って問い合わせたところ、金野が持っているPCはMy Let's倶楽部取り扱いのプレミアムエディションなので、3年特別保証がついていた。無償で引き取り修理してもらえるとのこと。

いやぁ助かった! 保証期間を過ぎていると思いこんで、有償修理を覚悟していた。無償引き取りもありがたい。

バックアップ等の作業をして、引き取りサービスに渡したのは先月28日の午前中。ヤマト運輸の人が専用の箱を持って登場し、ノートPCをビニールシートの間に挟んで段ボール箱の中で空中に浮くように梱包し、持って行った。

31日にメールで不具合の内容を知らされた。
  1. USB基板液体浸入による腐食
  2. ボトムケースのボス折れ(外圧破損)。液体浸入による腐食も確認
  3. キーボード裏面、HDD FPC、DVDドライブ、DVD-SD FPC腐食
  4. トップケース変形によるディスクカバーの開閉不具合。液体浸入による腐食も確認
  5. HDD交換セクター47個検出
…あれれ、VGA出力の不具合よりもやばい内容ばかりじゃないか。

このPCは買ったばかりのころに飲み物を零してしまったことがあり、押したキーが戻ってこなかったり、USBポートの調子が悪かったりした。その後は使えるようになっていたので、もう大丈夫なのだろうと高をくくっていたが、どうやらそうではなかったらしい。

修理受付デスクからのメール:
液体被りが原因による部品交換にて、今回の症状については、
全て良化致します。
通常、液体被りは有償でのご案内とはなりますが、
本製品に関しましては、プレミアムモデルでございますので
修理費用を『保険』にてまかなうことが可能となっております。
プレミアムモデルばんざーい!! 選んでよかったぞPanasonic!

というわけで修理してもらうことに。
年末年始は混んでいるそうで、戻ってくるのは5日(土)の予定。混んでいるといっても10日ほどで戻ってくるのか。

戻ってきたPCのことは、稿を改めて。

2013年1月3日木曜日

Time Doctorで仕事を把握


以前にネットの使用時間を制限しようとしているという話を書いたが,ネットに限らず,自分が仕事やそれ以外にどのぐらい時間をかけているのか,調べてみたいと思った.
自分は自分に甘いので,たくさん仕事しているように思い込んでいるし,雑用が多いように感じている.しかしその実態はどうだろうか?
ネット情報によれば,ちゃんと測ってみると,実際にはなんだかんだと休憩していて,1日4時間ぐらいしか働いていないこともあるそうだ.もしかして俺のことかも?

というわけで仕事をしている時間を計ることにして,Time Doctorを導入した.

このソフトは,基本的にはPCに向かって仕事をしている時間を計ってくれる.仕事を始めたとき,または仕事の内容が変わったときにTime Doctorに登録しておけば,それぞれの仕事の時間を計測して、毎日レポートとして送ってくる。
PCを使わずに行う仕事は、手動で入力できる。ウェブサイトのレポート機能を使えば、過去の時間の集計も可能だ。

このソフトを昨年の9月末から使っている。
12月末までの結果を集計してみた。

いちばん長く取り組んでいるのは、予想通り、某研究プロジェクトの仕事。Time Doctorで集計されているぶんだけで約100時間。
実質3ヶ月で100時間は、つまり1日平均1時間ということだよなぁ。長いのか、短いのか? まぁそんなものか? それ以外の仕事もするわけだし。

2位は「授業」だった。集計されている時間は約60時間。
授業に取られている時間がこれほど長いとは思っていなかったが、改めて考えてみると、週に5コマの授業をしていて1コマ90分だから、実際は60時間以上かけているはず。Time DoctorはPCを使わない仕事を手動で入力させるが、そこが甘かったものと思われる。

3位が「メール処理」で約40時間。えっそんなに?
メールに返事を書いている時間だけでなく、そのメールに添付する書類を作ったり、調べ物をしたりする時間も含まれているはずだが、それにしても多いなぁ。3位かよ。

ここから後は団子。
4位は「雑務」で約28時間。上のメール処理とは別に、書類を書いたり、予算処理したりする仕事。もう少し細分化して把握したいと思って一時期「予算処理」とか「書類処理」に分けてみたりもしたが、面倒くさくなって最近は「雑務」で統一している。
5位が「PC設定」、約26時間。うーむ。
6位は「移動」で約23時間。朝の通勤時間等は含まず、出張の移動時間や、会議のために新宿・八王子間を移動する時間などのみを集計しているが、それでも実際にはもっと多いはず。
7位に「学科幹事業務」が入って約16時間。これは4位の「雑務」と切り分けが難しい。

集計された時間の合計は約500時間だった。月20日勤務だと仮定すれば1日8時間強。実際には集計されていない時間がかなりあるので、まぁふつうのサラリーマン並みぐらいは働いているであろう。

「メール処理」が多いのは何とかならないか。迷惑メールや広告メールはGmailの機能で受信トレイに入れないようにしているので、純粋にメール処理にもたもたしているということだろう。これは改善しなければ。

Time Doctor、面倒なところもあるが、なかなかおもしろい。Linux版もあって、Linuxで仕事をしているときもちゃんと集計してくれる。あと1年ぐらいは使い続けたい。

2013年1月2日水曜日

2012年に買ったもの

2010年2011年に引き続き、2012年に買ったものを振り返ってみる。

いちばん高かったのは、礼服2着セット。量販店で買ったけど、高かったなぁ。まだ一度しか使っていません。冬用の礼服は出番なし。ものがものなので、出番が多ければうれしいとは限らないのだが。

次は、PCパーツと液晶モニタ。AMDのAPUで組んだのでそれほど高くはない。
その次がマニフレックス・マットレス
その次は、物ではないが、技術士登録手数料+諸費用。
次いで、ニトリのいす
その次はどうもPolycom communicatorだったようだ。

PCとモニタのセットは、今もこの記事を書くのに使っている。まだ組んで日が浅いが、しょっちゅう使うものなので、壊れたりしなければ元を取る日は遠くない。それほど高いものではないし。
マットレスといすも、ほぼ毎日使うので、元を取れるであろう。

元を取れていないのはPolycom communicator。せっかく買ったのに数回しか使っていない。
これを買ったのは、Skypeでのコミュニケーションに使って、会議や打ち合わせでの移動時間を節約しよう、という意図だったのだが、それを活かすための環境を作れていないので、Polycomも活かされていない。ちょっともったいない。
とはいえ金額は1万円ちょっと。ここには書かないが交際費(飲み会とかお土産とか)でもっと出費しているので、見直しが必要ならほかの部分を見直すべきであろう。

去年の目標を「物欲を抑える」ことにしていたが、総じて2010年、2011年よりは出費を抑えて生活できた。2011年は引っ越しや保険の見直しがあって出費が多かったので、それに比べると大幅減。11月に解放してからいろいろ買ったが、その分を差し引いても、去年の目標は達成できたといってよいであろう。…甘いかな。

2013年の目標は未定、検討中。

2013年1月1日火曜日

新年のご挨拶

新年のご挨拶を申し上げます.
今年1年もよろしくお願いいたします.

まずは取り急ぎご挨拶まで.