2013年5月13日月曜日

授業用ビデオ教材の作成方法(初期)



授業用ビデオ教材を作成して反転授業をしているという話を先日書いたが、その作成方法をご紹介。
まずは初期型。


左の写真は、上の2枚が最初期のもので、上が手前側(座る側)から撮ったもので、2つめはその反対側から撮ったもの。


とても簡単で、手元にあったスチール本棚の枠だけを取り外して机の上に置き、その上に棒状のもの(手元にあった、ケーブルを壁に這わせるためのレール)をおいて、その棒にWebカメラをクリップで固定して使っていた。

その後、研究室にあった端材のアングル材をもらってきて、下の写真のように改造した。

Webカメラは、Logicool HD Webcam C525。ヨドバシカメラで3,480円だった。
ヘッドセットは、昔からSkypeなどに使っていた古いもの。Webカメラのマイク機能は使っていない。
LogicoolのWebcamソフトウェアはマイク入力を切り換えられる。市販のビデオ編集ソフトも試したが、マイク入力の切り換え方法が分からず、カメラ付属のソフトに戻った。

照明は、部屋の照明と、寝室から持ってきたASSA。ビデオ教材で照明が暗いのは学生に不評で、その後強化した。その話は別途。

ノートに書いて説明するタイプの教材作成をしているので、ボールペンは滑らかに書けるようにジェットストリームボールペンにしている。最初は4色ボールペン+シャープペンシルの5軸タイプを使っていたが、カチカチ切り換えるのが耳に障る気がするのとボールペンが太くて重いので、単色のものに替えた。

ルーズリーフは無印良品のA4のもの。

上の写真2枚で、ノートの横に黄色くはみ出して見えているのは、付箋で、それより上までは撮影範囲に入っている、という印。ついつい下の方まで書いてしまい、ビデオに映っていなかった、ということが数回あったので、この写真を撮影したときには付箋を貼って目印にしていた。
その後、下の写真のように、机に厚紙の物差しをべたっと貼って、ルーズリーフをその下に滑り込ませて書く方式に変えた。物差しよりも上であればカメラに写るように、カメラの位置を調整する。

机は自宅の食卓に使っているもので、元は大学入学時に買って長い間使っていた学習机。つまり撮影スタジオは自宅の居間というわけ。

実質的な出費はWebカメラとボールペンぐらい。まずはやってみようということで難しいことを考えずにはじめてみたが、安く、簡単に環境を構築することができた。

現在はこのやり方をベースに、カメラの固定と照明などを強化している。詳しくは稿を改めて。

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