2013年7月16日火曜日

反転授業、一段落


反転授業をしていることを以前に書いたが、前期がおおよそ終わり、反転授業もやっと一段落した。

先週の水曜日(7/10)に最後のビデオを公開し、15日にそれを使った授業を終えた。
来週にもあと1回授業があるが、そこではこれまでの復習だけをして、新しい内容は扱わない予定。

半期やってみての感想: いやぁ準備がたいへんだったなぁ~。

何度も徹夜に近い夜更かしをした。本当に徹夜したことも2回ほど。4月には日曜日に夜更かしして月曜日ぶんのビデオを撮り、月曜日に夜更かしして火曜日ぶんを撮り、火曜日に夜更かしして水曜日ぶんを撮る、という生活をしていた。4,5月の連休にビデオを撮りだめしてからはいくらか楽になったが、それでも週に1回は夜更かししていた。

現時点で236本のビデオを公開している。そのうち2本は取り直して差し替えたもので、題目としては234本分。工業力学が92本(約11時間)、流れ学が99本(約12時間)、工業数学Aが46本(約5時間)。(工業数学工業力学と流れ学で3本シェアしている。)
(2013-07-23間違えていました。修正。)

学生さんの感想や意見を知るため、アンケートを全授業で実施した。賛否両論あったが、好意的な意見の方が多かったのにはほっとした。(もちろん否定的な意見もあった。)
集計結果を分析して、後期と来年に活かしたい。

今年度は、授業を反転しただけに終わった。それだけでも効果はあったと思うが、そのぶん長く取れる演習時間を有効に活用できたとは言い難い。
昨年度よりよかったと思うのは、演習問題をじっくり解説できたこと。解説に45~60分ぐらいかけられる。昨年度までは、間違いの多い問題を中心に30分程度解説するだけだったし、それでも学生の演習の時間を圧縮していた。なので学生の理解のためには効果があったと思っている。

とはいえ、解説をしっかりやる以上のことはほとんどできなかった。

工業数学Aの一部の演習では、個別の課題設定にも取り組んでみた。演習問題を多く用意しておいて、学籍番号で異なる問題を選ばせる、というだけだが。
評価はまだ不十分。試験結果を分析して評価してみようと思っている。

やってみての感想や気づいた点などを、ぼちぼち書いていきます。

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