2011年11月7日月曜日

技術士2次試験(口頭試験)・技術的体験論文を提出

先日,技術士第2次試験の筆記試験に合格したことを書いたが,口頭試験をパスしなければ,筆記試験合格も意味がない.
なので口頭試験の準備をするわけだが,まずは技術的体験論文を書いて提出しないといけない.これを出さないと自動的に不合格.

前には何も準備していないと書いたが,思い出してみるとまったく何もしていないわけではなかった.様式をダウンロードして,何を書かなければならないかは調べてあった.
しかしそれだけ.中身はぜんぜん詰めていなかった.やばい!

締切は7日(月)で,消印有効.
合格発表後すぐには手をつけられなかったが,先週の3日(休日)から大慌てで準備しはじめた.

まずは書く内容をざっくり決めて,昔書いた論文とか報告書とか競争的資金の申請書などから内容をコピペ.これでだいたいの内容を作る.この時点では論文の長さやフォーマットを気にしないで作りたかったので,まだ提出用の様式を使わず,Wordの標準フォーマットに流し込んでいった.

内容がそろったところで,文章をぜんぶ提出用の様式にコピペ.
そのままだと長すぎて,指定された用紙2ページには収められない.なのでコピペした内容を横目に見ながら,文章を一からぜんぶ書き直した.たった2ページだから結局その方が早い.

あとは説明用の図を作って入れ,提出用の論文の叩き台が完成.

…この時点で,実は6日(日),つまり提出締切の前日の昼になっていた.
やばいやばい!

あとは内容を改善しながら,何とか2ページに収めるための努力を,その日の夜中まで続けた.
途中に休憩を挟みながら,結局日付が変わることまで.ある程度完成したと思っていても,少し休憩してからもういちど見直すと,必ず改善できるところが見つかった.
どこかでとどめを刺さないといつまでものたうち回ることになるので,月曜日には修正をせずに封筒に入れ,簡易書留で提出した.

この論文で合否が判定されるわけではなく,口頭試験でこの論文を題材に試問が行われて,それで合否を判定するらしい.
題材になる程度のことは書いたつもりだ.説明不足のところはたくさんあるが,それは2ページに収めるための取捨選択だから,しょうがない.口頭試験で説明できればよい,と考えることにしよう.

これでちょっと楽になったが,ここで気を抜くとすぐに口頭試験の日が来て,焦ることになるのかな.
こんどは事前にちゃんと準備しよう.

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