2010年10月14日木曜日

技術士1次試験・準備編

11日(月,祝日)に技術士の1次試験を受けてきました.

工学院大学機械工学科JABEEの認定教育プログラムで,卒業生は技術士の1次試験が免除になるのですが,金野はなりません.なんか悔しい.
じゃあここは一発試験を受けて,実力で技術士になってやろう,というのが受験動機です.他にも,せっかくJABEEをやってるんだからとか,知り合いが受けるから,などの理由もありました.

久しぶりのまともな「受験」です.以前にTOEICの試験を受けましたが,TOEICは点数がでるだけで,合格や不合格があるわけではありません.
でも技術士の1次試験は不合格があります.合格,不合格がある試験を受けるのは,10年前に公務員試験を受けて以来でしょうか.

なのに,受験準備をする時間をほとんど取れませんでした.
問題集は,受験を決意した頃に買ったのですが,手をつけたのは受験まで1週間を切ってから.その1週間も,授業はもちろんですが競争的資金の書類とか,校舎見学会などで忙殺されました.

技術士の試験は適性,専門,基礎の3科目です.(共通科目もありますが,金野は大学工学部卒なので免除)
これらをそれぞれ50%以上解ければよいようです.

直前の日曜日に去年の過去問を解いてみて,適性科目と基礎科目は,たぶん実力で半分は解けるだろう,と判断しました.いちおう技術士法の第4章だけは読み直しましたが,あとは対策せず.

問題は専門科目.機械部門の試験範囲は,材料力学/機械力学・制御/熱工学/流体工学です.
過去問を解いてみて,金野は制御と熱工学の知識がかなり抜けていることが分かりました.学生時代に単位を取ったっけ? 大和先生の制御の単位は取ったはずだなぁ.

試験まで時間がないので,材料力学では主応力の計算方法(モールの円),制御ではブロック線図の等価置換,熱工学ではサイクルに関する知識に絞って,前日の夜と当日の朝に詰め込みました.それ以外の,たとえば安定性理論などはあきらめることに.

…というわけで本番を迎えるわけですが,長くなったので次回にします.

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