2011年4月4日月曜日

メガフロートを使って排水処理

メガフロートというのは大型の浮体式構造物で,プロペラがついていない超巨大船みたいなもの,あるいは金属製の大きな箱が海に浮かんでいるようなものです.金野が学生のころには熱心に研究されていて,羽田空港の新滑走路設置の際にも有力な候補として俎上に乗りました.

残念ながら横須賀での実証実験よりも先に進むことはなく,その後解体されて持って行かれたのは知っていましたが,いまどこにあるかは寡聞にして知りませんでした.

4月1日の報道によれば,メガフロートが福島第一原発での排水処理に使われるそうです.
古いタンカーなどを買い上げるのだろうかと思っていたのですが,メガフロート,まだあったか! と感慨を深くしました.

余震による津波が怖いですが,もともと100年耐用を目指して作られたものだそうですから,きっと長期間にわたって排水を保管してくれるものと思います.
がんばれメガフロート!!

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