6月に入ってから2回,ひたすらプログラムを組むという経験をしました.
1回は6月2日で,企業からの受託の仕事.金野も関与して開発した解析プログラムの機能を拡張して,より複雑な対象を扱えるようにするためのプログラミングでした.
イ ンターフェイスを追加して,入力データのチェックをかけるロジックを考えて,データベースに記録するためのコードや解析プログラムに渡すためのコードを書いて,あとはひたすらデバッグ.朝の9時半から取り組んだのですが,あいだに会議が入ったりして,夜の8時ぐらいまでかかりました.
2回目は3日の夜から4日にかけてで,学生さんが取り組んでいたけれどもなかなかうまくいかずに苦しんでいた,Arduino→Arduino間の通信のプログラミング.
魚ロボットの通信と制御に使うための無線での通信に卒論生が取り組んでいるのですが,なかなか通信速度が稼げなかったので,学生さんに任せきりではいけないと思って金曜日にArduinoやブレッドボードを自宅に持ち帰り,その夜から土曜日にかけて取り組みました.
本質的にはシリアル通信なのですが,2400bpsまでは何とか出せたものの,目標とする9600bpsになかなか届かず.最終的には回路をいじったことで何とか目標を達成しました.
プログラムを組んでいるときは,楽しいと思いながらやっていたわけではなかったと思います.むしろなかなかうまく動いてくれずにいらいらする時間のほうが長かった.
しかし実際には,2日は新宿に行く電車の中でもプログラムを組んでいましたし,3日の夜も他の仕事や寝食には目をくれずにひたすらプログラムを書いては試し,また書いては試ししていました.完成せずには眠れない,という気持ちでした.
結局は好きだということなのでしょうか.ロジックを考えたり,うまくいかない原因を探っては確かめたりするのは,金野が夢中になれる仕事のひとつなのだと思います.
できればこういう仕事を増やしていって,それ以外の仕事(特に雑用)を減らせるようにしたいですね.
何かうまい手はないものか.考えていこう.
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