2013年12月31日火曜日

2013年を振り返って

2013年を振り返ってみると。

前期にビデオ教材を使った反転授業を試みたが、これが2013年のいちばんのトピックになるだろうか。
後期はビデオ新たに作る授業がなかったので、しばらく間が空いてしまっているが、いま振り返っても慌ただしい日々だったなぁ。前にも書いたが、いちばん忙しいときには日曜日に夜更かしして月曜日ぶんのビデオを撮り、月曜日に夜更かしして火曜日ぶんを撮り、火曜日に夜更かしして水曜日ぶんを撮る、という生活をしていた。徹夜も数回。

その後しばらく間が空いてしまったのは、反省点ではある。時間があるときに授業用ビデオを改善したかった。
でも「時間があるとき」なんてない、というのが本音。前期には夜更かしして時間を作っていたのに、後期だったら時間が自然に余るなんてこと、あるわけがない。時間は捻出しないといけない。もうちょっと切羽詰まってきたら、何とかします。

去年一昨年の12月には「研究面では反省の日々で、論文も講演論文しか書かなかった。」と書いていたが、2013年はこの点は改善された。2012年12月に「現在査読中のものが1つだけある」と書いた論文が、かなり遅くなってしまったもののやっと出版されたし、もう一つ査読プロセスに入っているものがある。その次の投稿論文も準備中。9月からはじめた、毎日ちょっとずつ論文を書く活動は、現在も曲がりなりに続いている。

授業と研究で新しいことをはじめることができて、それが結果に結びついたから、まぁよい年だったのではないでしょうか。

ただ、これまでやり方では、たとえば夜更かしするなど自分が無理をすることで、仕事の幅を広げている。
1年前の反省で「自分が使えるリソース(時間や気力を含む)の使い方がまだまだ下手だ」と書いたが、この点はいくらか改善されたようには思われる。しかし自分が使えるリソースが増えたわけではない。いまよりもっと幅を広げようと思っても、限界がある。実際、回さないといけないのに回すことができていない研究テーマもある。
自分の気力や体力をつぎ込んで何とかするのではなく、賢く対応出来るようになりたい。どうすればいいだろう? 何か工夫が必要。

以前にElanceで仕事を外注してみたことを書いた。まだここに書いていないが、2013年にも1回外注してみた。
Elanceで仕事を頼もうと思ったきっかけがそうだったのだが、これまで達成出来なかったことを達成するためには、仕事の枠組みを変えていく必要がある。

2012年は出張が多かったが、2013年は少なかった。海外出張はフィンランド・エスポーに行った1回のみ。国内は、入試などの大学業務や都内出張を除くと、いつもの紋別、札幌、大阪(日帰り)、広島(西条)、佐賀、札幌(日帰り)、名古屋。
2014年は、最低2回、おそらく3回は海外出張します。ITTCの仕事が佳境で、フルカンファレンス(委員全員が集まる会合)が9月の頭にあるし、その前にIce技術委員会の会合もある。

2012年4月から務めている学科幹事の仕事は、だんだん慣れてはきたが、それでも終わる日(2014年3月)を指折り数えて待つ日々だ。
仕事の種類が多い。重要な仕事からつまらない書類書きまで、あれもこれも幹事に来る。そうはいってもこちらから仕掛けた仕事(授業改善の提案)もあったわけで、自分で自分の首を絞めたところはあるが。

私生活では、…なんかあったっけ。たぶん大したことは起きなかったはずです。

2014年もがんばろう。

2013年12月30日月曜日

12月の反省

今年も大晦日.

昨年の記事を読み返してみると、今年の12月は去年の12月ほどには忙しくなかったようだ。予定表も、去年の12月に比べると空きがある。
去年は受託研究でたくさん計算を回して、とても忙しかったからなぁ。今年は、9~11月がそれなりに忙しかったのに比べると、ましでした。

今年の12月は、まず名古屋に1回出張。第27回数値流体力学シンポジウムで勉強させてもらいました。
あとは都内出張のみ。日本工学教育協会のワークショップ…っとこれは11月末か。12月は、前にも書いた出張授業だけかな。

個人的には、12月に4回ほど、英会話教室の体験レッスンを受けた。英語力を維持・強化するには経験を積む必要があると思ったため。あとオンライン英会話教室の体験Skype授業も1回受けた。
12月中は体験レッスンだけだったけど、1月以降にはスクールに通うか、オンライン授業を受けるかして、経験値アップを図る計画。

2013年の反省は別の記事にします。

2013年12月24日火曜日

相手にあわせてしゃべる:プロジェクト研究報告会&入学前オリエンテーション・スクーリング


12月第3週は、人前でしゃべる機会が授業以外で3回あった。ひとつが月曜日(16日)で、先日書いた出張講義。残りの2つはいずれも土曜日(21日)で、工学院大学プロジェクト研究報告会と、入学前オリエンテーション・スクーリングでの機械工学科ガイダンス。

以前にも書いたが、漠然とした課題が発生して、それに具体的な形を与える仕事をすることが、よくある。学科幹事になってから増えた。
今回の3回の講演仕事も、最初の2つは新規作成。最後のガイダンスは昨年度も担当していたことなので、過去の資産が活きたが、つまりは昨年度に漠然とした課題として与えられて、それに形を与えていたから資産があるわけで。


こういうのって「クリエイティブな仕事」に入れていいの? いいよね?
「クリエイティブ」という言葉のイメージと、実際に行っている作業との間にギャップがあるけど、いちおうなんか作ってるし。

それぞれの考え方を書き出してみる。

  • 模擬授業・・・高校2年生が対象で、「工学」がテーマだったので、工学と理学の違いを説明したり、工学で学ぶ内容を入れたりしてみた。また、ものづくりの楽しさを入れた。聞いている人の注意を引けるよう、Preziで動きのあるプレゼンにした。
  • プロジェクト研究報告会・・・多くは大学関係者で、しかし金野の研究のことをほとんど知らない人が聴衆。だから背景の説明に時間をかけた。北極での資源開発や北極海航路の説明をくわしく。一方で研究成果のほうは、あまりくわしく説明しても関心を持ってもらえないだろうと判断して、簡略に。Preziは使わずPowerPointでシンプルに。
  • 入学前オリエンテーション・スクーリング・・・推薦入試合格者など、これから大学に入ってくる人が対象。学科の紹介は入学してからいくらでもできるので、数学や物理が大事だとか、高校の復習をちゃんとしようとか、公式の暗記に頼らずに自分の頭を使おう、といった話を中心にした。昨年度に作ったPowerPointスライドを再利用し改造。
入学前スクーリングのガイダンスでは、M1の大塚君が先輩からのメッセージを語ってくれた。左上の写真はそのときのもの。
いい話でした。大塚君ありがとう。

この手の発表には、不正解はあっても正解はない。誰かが評価してくれるわけでもない。自分で勝手に採点基準を作って、その基準に合わせて答えを作るようなもの。勉強させてもらってます。

2013年12月17日火曜日

Preziで出張授業再び


12月16日に、7月以来久しぶりの出張講義を担当することになり、7月にも使ったPreziで講義してきた。

前回の出張講義のときもそうだったが、今回の出張授業にあたり、入学広報課が先方の高校の要望を聞いてくれた。
今回は「工学」がテーマだったのと、60分×2回の講義で入れ替えがあるため、おそらくもう一方は理学のほうに行くと思われる。
そこで、工学と理学の違いを説明したり、工学で学ぶ内容を入れたりしてみた。
機械システム工学科の見崎先生の出張授業のスライドをいただいたのだが、それにも刺激を受けた。

これまで使ってきたコンテンツを再利用するのではなく、一から作ったので、とても時間がかかった。14日の研究室忘年会でも酒を飲まずに帰ってコンテンツ作り。日曜日もずっと作り続けたが、結局は徹夜することになってしまった。カフェイン大量投入して何とか乗り切った。
左上の画像が、コンテンツの全体像。

2回ぐらい通しでしゃべってみただけで練習が足りなかったので、電車の中でシミュレーションしようと思って印刷物を用意したが、眠くて使い物にならず。学生さんにはちゃんと練習しようといっているのに、こんなんじゃまずいなぁ。
しかし本番では、60分×2回をこなした。一部、ちょっと説明がくどくなってしまったところがあったけど、全体としては破綻なく進められたかな。

2回目の講義の最終版で、足の指がつりました。さりげなく指を伸ばしながら講義したけど、ばれてたかしらん。

終わったあと、新宿に戻って会議。そのときは何とか持ったのだが、会議が終わって出張講義の報告を書いているときに一気に眠気が襲ってきて、デスクで意識を失っていた。

次はちゃんと事前に用意して、練習しよう。

さて今回の講義の目玉は、高校の生徒さん達に、いまはとってもいい時代で君たちはラッキーで是非その幸運を活かしてほしい、と伝えること。最後の10分ぐらいはその話に充てた。
伝わったかなぁ。内容をもっと絞り込むべきだったかな。

2013年12月3日火曜日

ファミマプレミアムチキン v.s. ローソン黄金チキン


先日、食べ比べました。いずれも甲乙つけがたく。

写真の上半分は、右がファミマプレミアムチキン(書いてあるのが見えますね)、左がローソン黄金チキンです。どちらも180円(税込)。

下半分は、上に見えているほうがローソン黄金チキン、下の色が濃い方がファミマプレミアムチキンです。

色の通り、味はファミマプレミアムチキンのほうが若干濃い。あとは好みの問題かなぁ。

知人は黄金チキンのほうを気に入ったようです。

どちらもおいしくいただきました。ごちそうさまでした。

学生さんにも食べ比べてもらって、多数決を取ってみたいものです。
参考:コカコーラ飲み比べ

2013年12月2日月曜日

11月の反省

9,10月は「反省」にしないで「出来事」にしたが、11月は「反省」してみよう。

11月は佐賀出張ではじまった。CMD2013。いろいろおもしろかった。勉強になりました。

Facebookのほうには書いたが、学会の最中に歯の詰め物がぽろっと取れるということもあった。
それに出張中に楽天が日本一になった。

そのほかには、先日書いた札幌への日帰り出張
帰ってすぐにITTCの委員会のホスト役

いま数えてみたところ、11月は八王子の研究室に8回しか行っていなかったらしい。そのうち3回は、午前中に別の場所(新宿または外勤)にいて、午後または夕方から八王子に行くスケジュールだった。新宿勤務が10回。
9月は12回(新宿が7回)、10月は9回(新宿が12回)だったらしい。

学科の幹事をやっているので、推薦入試だの就職委員会だので、新宿勤務が増えるのは避けられない。避けられない以上、新宿でも八王子の研究室と同じぐらい仕事をこなしたい。
なので新宿のデスクを使いやすくすべく、少し投資した。

昨年度末に新宿の共同研究室(金野のデスクがある部屋)に、モノクロのレーザープリンタを入れた。Brother HL-5450dn。共同で使っているが金野の研究費から買ったもの。これのおかげで印刷物をたくさん用意するのが楽になり、とても役立っている。

それから10月はじめに、23インチの液晶モニタを買った。ふだん使っているノートPCを接続して、大きな画面で作業できるようにするため。iiyama ProLite X2377HDS-B。ノートPCとはHDMIでつないでいる。
新宿の共同研究室に行ったら、まずノートPCをカバンから出し、電源とLANケーブルと液晶モニタ(HDMIケーブル)とUSBキーボードを挿して、USBキーボードのUSBポートにマウスのUSBレシーバーを挿す、というのがルーチン化した。あとは液晶モニタとキーボード、マウスを使って仕事するので、ほぼデスクトップPCのような使い方になっている。


去年の経験からすると、幹事の仕事が忙しいのは1月。まだまだこれからだ。
12月の出張は、今のところ1回だけの予定。

12月は学生の指導にもっと時間を取れますように。