2011年2月28日月曜日

紋別出張・2011年

2月20日から23日まで,北海道紋別市に出張していました.

ここのところ毎年参加している,北方圏国際シンポジウムに今年も参加するためです.

シンポジウムの様子は追々アップしていきますが,まずは初日の様子から.今回行ったときの紋別は暖かかった!昼間は日がよく照って,雪が解けていました.

写真の真ん中のあたりに鳥が写っています.たぶん鷲か鳶だと思うのですが,遠くて判断できませんでした.金野のカメラの望遠ではこの映像が精一杯.

7年(?)ほど使ったデジカメ,リコーのCaplio G4 Wideが,そろそろへたってきて,ズームボタンを押してもなかなかズームしてくれないことがあります.買い換えの時期かなぁ.

2011年2月26日土曜日

さいきんの読書・坂の上の雲

世に棲む日々」を読んでから,ちょうどNHKのドラマもやっていることだしと思い,「坂の上の雲」に手を出してみました.

この本の中で述べられているように,明治のころは日本の舵取りがごく少数の人の肩にかかっていた時代だったようです.この作品では,その中でも伊予出身の秋山兄弟と正岡子規に焦点を当てつつ,明治のはじめから日露戦争までの時代の流れを語っています.

文庫で全8巻ですが,とてもおもしろくて,一気に読みました.

なおこの本の中では,旅順包囲戦をはじめ日露戦争での乃木希典の評価が非常に低く,児玉源太郎の評価が高いのですが,Wikipediaの旅順攻囲戦の記事ではその説の賛否両論が論じられており,必ずしも司馬遼太郎氏の視点が定説というわけではないようです.
この本を読んだだけの知識で日露戦争を語るのは,考えが偏る危険があると思うべきでしょう.

2011年2月25日金曜日

修論最終審査打ち上げ

17日の修論最終審査で,今年度の卒論,修論の審査に関わる行事は一段落しました.あとは単位が取れていれば,学生さんたちは卒業です.

というわけで17日には打ち上げがありました.大学からほど近い「やきとり串八珍西新宿店」にて.

どうやら去年と同じ会場だったらしいのですが,金野はよく覚えていませんでした.鍋はうまかった.

2011年2月24日木曜日

修士論文最終審査

17日に修士論文の最終審査が行われました.

流体研は朝一番に入っていたので,午前中で全員が発表を終えていました.金野は審査を担当したので,最後までずっと聞いていましたが.

15日の発表練習のときはひどかった学生も,この日はまともに発表していました.練習した甲斐があったというものです.

他の研究室の発表も聞けたので,いろいろ勉強になりました.

他の研究室の研究をすべて理解しているわけではありませんが,学生によって差があるなぁと感じることもありました.自己満足で終わっている学生もいて,何だかなぁ,という感じです.
そういう学生に限って発表時間がだらだらと長く,質疑応答の時間を取れない.時間になったらばしっと切った方がいいね.卒論提出だってそうなんだから.

2011年2月23日水曜日

大学院生の発表練習

大学院生の修論最終審査が17日だったのですが,15日にはそのリハーサル(発表練習)が行われました.

学生たちは発表に慣れているとはいえ,これまでの内輪の発表とは違って最終審査ですし,研究成果をコンパクトにまとめて10分程度で伝えないといけないので,四苦八苦していました.伊藤先生と金野とで,かなり教育的指導を入れたと思います.

直前にデータ整理のやり直しになった学生もいました.

写真は練習中の脇坂君です.

2011年2月22日火曜日

八王子の雪・2月13日



9日,11日と続いて,13日の夜にも八王子では雪が降りました.この日がいちばんの大雪.

14日の朝には雪はやんで,9時頃には解けはじめていたので車で大学に行きましたが,ゲートから駐車場に向かう坂を上がることができませんでした.雪かきをしていた清掃員の皆さんに押してもらって,なんとか職場にたどり着きました.

左の写真は15日に撮ったもので,駐車場の上のボール落下防止ネットの様子です.
上から朝の9時半頃,昼の12時半頃,夕方の4時頃.解けるのも早かった.

2011年2月21日月曜日

卒論最終発表会


9日が卒論の提出日でしたが,その最終発表会が12日に行われました.

うちの大学の機械工学科エコエネルギーコースでは,ここ数年,最終発表会をポスター発表会形式で行っています.今年もポスター発表会.
(去年の様子はこちら

去年にも書きましたが,ポスター発表会は学生同士で議論できるので,学生たちに好評です.
教員としてはちょっと物足りない部分もありますが,うちのコースの人数だと,発表会で質疑の時間を十分に取るのはほとんど不可能ですので,ポスター発表のほうがいろいろ聞けて結局はよいのかもしれません.

今年も,他学科の先生方や職員の方,3年生にも来ていただきました.皆さんありがとう.

ちなみにこの前の日(11日)に東京では雪が降ったので,交通機関への影響を心配して12日の朝はかなり早い時間の電車に乗って新宿に行きましたが,結局は何事もありませんでした.

2011年2月19日土曜日

卒論提出日

9日は卒論提出日でした.

金野は受け取り作業を担当.10時から11時30分まで,卒論生から卒論を受け取ってはチェックし,また受け取ってはチェックしていました.

ぎりぎりに飛び込む学生,遅れて怒られる学生がいました.こういうときに遅れちゃいけません.押さえるべきところを押さえないとねぇ.

2011年2月18日金曜日

八王子の雪・2月9日

このブログの投稿にまたしてもしばらく間が空いてしまいました.先週から今週にかけて,卒論や修論の最終審査が続いて忙しく過ごしていました.

昨日(17日)に修論最終審査が終わり,やっと一段落しました.また20日から出張なので遊んではいられませんが,その間の出来事をぼちぼち書いていきます.

八王子では9日と11日,13日に雪が降りました.
左の写真は9日の朝の様子です.この日は朝方にまとまって降ったのですが,昼にはやんでいました.

2011年2月10日木曜日

さいきんの読書・世に棲む日々

「『世に棲む日日』から読み始めています.」と書いたのが昨年の12月はじめ.読み終わったのもしばらく前なのですが,今頃になっての紹介です.

司馬遼太郎氏の作品です.文庫本で4冊.
司馬氏の本は,以前は敬遠していました.読み始めたら,止まらないんじゃなかろうか,という心配があったからです.そうは言っても数年前に「功名が辻」を読みましたし,「項羽と劉邦」も読んだことがあるはずですが,それぐらいかな.

自分が高校生の頃,周囲で「竜馬がゆく」がはやり,複数の友人から薦められたのですが,天の邪鬼な金野は読みませんでした.
時代小説そのものは好きで,池波正太郎氏や藤沢周平氏の本をたくさん買ったりしたのですが.

この「世に棲む日日」は幕末の吉田松陰と高杉晋作に焦点を当てた本です.二人が生涯を閉じる間の時間差は10年に満たないほどですが,その間に時代がうねっていく様子がよく著されています.

元はといえば齋藤孝先生の「読書入門」に紹介されていたので読み始めたのですが,齋藤先生とは読み方が違っているかもしれません.
齋藤先生は「偏っている人が出てくる本」という視点でこの本を紹介していて,実際に出てくるのですが―吉田松陰も高杉晋作も十分に飛び抜けているのですが―,自分はその時代背景の方に興味を持ちました.幕府と藩との関係,それぞれとイギリス,フランスとの関係,そして各藩の空気,人材の育て方,などが重なりあって,幕末という時代を作ってきたのだなぁと分かります.

吉田松陰や高杉新作は,生まれるべくして生まれてきたのでしょう.それだけですべてが説明できるわけではないでしょうが,時代背景や藩の空気,生まれた家の家柄もその人の性格の形成に深く関わっている.司馬氏の取材に基づく分析がおもしろいです.

2011年2月9日水曜日

再び,地球滅亡

3ヶ月前に地球を滅亡させてしまい,目標を1日6,000歩に下げて再び地球を救う旅に出ていましたが,念願敵わず,またしても地球を滅亡させてしまいました…orz.

3ヶ月前は1日7,000歩のノルマだったのですが,6,000歩はこれまではクリアーしてきた歩数でした.それなのに!

最後は予定より17日ほど遅れていました.1月末にはジムにも数回行ったのですが,それで取り戻せるほどではありませんでした.悔しい.

もう一度,1日6,000歩でチャレンジです.運動不足なので,1日6,000歩でも本当は足りないぐらいですが,まずは現実的に行かないと.
3ヶ月後には,ちょうど健康診断もあります.それまでに体重を落とそうという企画もあります.がんばろう.

2011年2月8日火曜日

卒論・研究室内最終発表会

2月1日に,卒論生の研究室内最終発表会がありました.

この発表会は研究室内の最終審査という意味合いで,ここでOKが出れば,学科に卒論を提出してよい,ということになります.

さすがに最終発表だけあって,学生さんたちも議論になる程度の発表をしてくれました.(一部,不十分な学生さんもいましたが.)エコエネルギーコースの最終発表会に出られそうです.

それにしても,学生さんは何でまともな写真が撮れないんだろう? 今回も学生さんに写真を撮ってもらいましたが,ぶれた写真ばかり.
左上のものはその中でもまともな方です.今回のモデルは鈴木慧君.

2011年2月7日月曜日

1月の反省

もう2月も1週間経過しているのに,今更1月の反省というのも遅いですが.

そもそも「反省」にいままでかかったのが反省です.1月締切の講演論文が3つあって,そちらにかかりきりだったのが原因.3つとも英語.

ひとつは1月15日締切.それには間に合わせられず,事務局から「31日まで」と言われたのですが,もう一声! とお願いして2月4日締切にしてもらい,4日の朝に送りました.
植松さん,いつも済みません.

のこり2つは学生さんが筆頭著者の論文で,締切は1月20日.
これもやはり伸ばしてもらい,ひとつは先週末に仕上げて,何とか送りました.学生さんが日本語の草稿を作って,これを金野が英語に直して,最後は二人がかりで仕上げ.
もう一つは,実は昨日(6日)に英語に直し終わりました.さっき学生さんに送ったので,これから大慌てで仕上げです.

英語は,学生さんよりは得意だと思いますが,それでも論文をさらさらと書き上げるレベルには達していません.(日本語の論文でもさらさらとは書けないんだから,まぁ当然ですか.)
金野が英語論文を書くときの作戦は,そのうちここで紹介しようと思っています.

あー学生さんが読んで誤解したらまずいので念のために書いておきますが,俺は締切までに論文出せなくても,卒業できなくなるわけじゃないからね.学生さんの学位論文とは事情が違いますんで,そのへん勘違いしないように.

まあとにかく,この論文を優先したせいで,それ以外のいろんな仕事を溜め込んでしまっています.
2月で挽回しないと.
(2月15日締切の講演論文もあるんだが.また英語.やばいなぁ.)

そういえば今年の目標みたいなものも立てていないなぁ.2月からでいいかな.