2010年1月9日土曜日

新宿校舎で「勝間さん、努力で幸せになれますか」を読む

今日は新宿で待機の仕事.待機とは本当にただ待っているだけで,退屈な仕事です.
定期試験の監督に事故があったときには飛んでいって代理をするという仕事なのですが,実際に代理を務めたことはありません.八王子が本務地の教員が何で新宿でただ待っていなければならんのじゃ!!と怒って文句を言ったのですが,私より人徳の厚い先生になだめられて,やることにしました.

やるからには楽しもうということで,読みたかった本を買って読んでいました.勝間和代さんと香山リカ先生の対談本「勝間さん、努力で幸せになれますか」.
それぞれが単独で書いた本でもおもしろいのに,対談しておもしろくないわけがない.況んや曰く付きの対談においてをや.5時間ぐらい?かけて,一気に最後まで読みました.いや実に興味深いです.

勝間さんは幸せの感じ方にかなり明確なモデルがあり,それを確信しているようでした.あまりに確信しすぎていて,それ以外のモデルを受け入れられないのかな? とも感じました.
勝間さんは著書でストレングス・ファインダーを薦めていますが,ストレングス・ファインダーの「強み」には,その強みを持つ人が何に幸福を感じやすいかが述べられています.それはその強みそれぞれで違っていて,たとえば金野の強み「学習欲」では,「あなたは学ぶことが大好きです。」とあり,勝間さんの述べている,人に感謝されることが幸せだ,という側面は出ていません.(金野の強みには人間関係に関するものがほとんど出てきません.学習欲,内省,着想,回復思考,分析思考.あーあ.)だから幸せの感じ方も人それぞれで違うと思われるのですが,勝間さんはそうは思っていないようでした.
幸せのP,I,Dゲインなんてことも考えました.勝間さんはDのゲインが大きくて,香山先生はPかIのゲインが大きいのかな? まだ考えがまとまっていませんが.

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