2010年8月25日水曜日

尾瀬の旅その3・大清水口から入る




学生の頃に日帰りで1回と,去年2回,尾瀬に行っているのですが,3回とも鳩待峠から入って湿原を散策し,鳩待峠に戻るコースでした.尾瀬沼も見てみたいと思っていたので,今回は大清水口から入って中を横断し,鳩待峠から帰るコースを選びました.

早朝,4時半頃に八王子を出て,朝8時班頃に戸倉に着きました.駐車場に車を置き,10時過ぎのバスに乗って大清水へ.そこからえっちらおっちら登山です.
(鳩待峠から帰りたかったので,戸倉の駐車場を使いました.)

ちょっとだけぱらぱらと降りましたが,総じて天候には恵まれ,前半は景色を楽しみながら緩やかな坂を上りました.

しかし! 一之瀬の休憩所から先はハードでした.(私にとっては)きつい上り坂がずっと続き,休む場所もなく,上っては立ち止まって休み,また上っては立ち止まって休み,を続けました.三平峠まで2時間半ぐらいかかったでしょうか.

あとどのぐらい歩けば峠に着くか分からないまま歩くのが,いちばん辛かったですね.
はじめて通る道で,特に看板が出ているわけでもないので,三平峠までもうすぐなのか,まだまだなのかが分からない.体も辛いですが,気持ちも辛かったです.

また,歩いているときは意識しませんでしたが,空気もだんだん薄くなっていたような気がします.

ミニスカートにサンダルのお姉さんを見かけましたが,途中で引き返していました.まぁそりゃぁそうでしょう.次は鳩待峠からチャレンジしてください.

脚を怪我したらしい人ともすれ違いました.連れの人が肩を貸していました.

三平峠の看板を見たときは,実にほっとしました.どかっと座って,たぶん30分ぐらい休憩しました.

ここでTシャツを着替えたのですが,汗だくになっているのに,体がとても冷えていて驚きました.慌てて長袖シャツと雨具を重ね着して,体を温めました.

後で山小屋で会ったおじさんや,鳩待峠からの帰りに乗ったタクシーの運転手さんは,大清水から入ったと言うと「そりゃあたいへんだったねぇ,がんばったねぇ」と言われました.やっぱりハードコースだったか.

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