「ジュンク堂書店新宿店、最後の書店員魂『本当はこの本が売りたかった』」というフォトギャラリーを見て,久しぶりにジュンク堂新宿店に行ってきた.
この3月末で閉店するとは知らなかった.ビルごとビックカメラになるらしい.…いや,同僚の先生が話していたような気もするから,忘れていただけなのかも.
久しぶりに行ったジュンク堂は,エレベーターが新型に変わっていて(それは関係ないか),いくつかの棚は空っぽになっていて,でもそのほかは普通に営業しているようだった.
理系の本を手広く扱っている本屋はあまりない中で,ジュンク堂は理工系の書籍の品揃えが豊富で,何度も新しい本との発見があった.今日も,目についた本を買っていったら,いつの間にか5冊も抱えて歩くことに.
買いたい本が分かっているときには,Amazon.co.jpを利用する.いまは送料がかからないから,抱えて歩く手間が省ける.新しい本と「出会う」ような機能もつけてくれてはいる.しかし理工系のマイナーな本と出会うことは,Amazonでは少ないと感じている.
行きつけの本屋を作って,そこに通うべきだと主張している人もいて,そこには一理あると思っている.でもたまに行く本屋も,よい.通っている本屋では出会わない本に出会える.
今日買った本では,「空気力学の歴史」には,きっと他の本屋では出会わなかったであろう.いまぱらぱらっと読んでみたがそれだけでも面白い.
先日も八王子駅前の書店でまとめ買いをしてしまったが,さいきん,ちょっと本に飢えているのかも.しばらくはこの本などで楽しめそうだ.忙しくてなかなか読む暇がないのが残念.
それにしても,ジュンク堂新宿店が無くなるのは残念だ.商売が左前というわけではないようなので,将来,新しい店舗で復活してほしい.
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