2010年3月25日木曜日

レム秋葉原

おひとりホテルの愉しみ」という本に紹介されていて,一度泊まってみたいと思っていた,レム秋葉原というホテルに泊まってきました.「眠りのデザイン」をコンセプトとしたホテルで,「客室の全てが、快適な眠りのためにデザインされています。」と謳っています.
(正確には,上記の本に紹介されていたのはレム日比谷のほうです.レム秋葉原はグループホテル)

学位授与式の次の日に小川町で校正作業をすることになっていたので,自主缶詰だと思って,間の夜に予約を入れました.普通のビジネスホテルよりはリッチコースです.(以前に泊まった羽田エクセルホテル東急よりもリッチコース)

秋葉原駅の目の前にある,雰囲気のよいホテルでした.モノトーンで統一された室内に,売りのベッドと2種類の枕,大きなテレビ,マッサージチェア,レインシャワーがありました.(部屋の構造や設備は,GIGAZINEの記事「秋葉原駅直結のホテル『レム秋葉原』に泊まってみました」に紹介されている部屋とまったく同じです.)
テレビはほとんど使いませんでしたが,チケットを買うとビデオが観放題らしいので,早めにチェックインして,映画をたくさん観て,眠くなったら寝る,という過ごし方にはいいホテルじゃないかと思いました.

これも「おひとりホテルの愉しみ」に書かれていて試してみたかったレインシャワーは,天井に設置された大きなシャワーヘッドから水がしたたってくるものです.感想は,…いいんだか悪いんだかよく分かりませんでした.シャワーの真下に座っていると全身にお湯がかかり,リラックスできるようでしたが,個人的には風呂にザブンとつかるほうがよいです.

ベッドは気持ちよかった.2種類ある枕のうちテンピュール枕のほうを使って寝たのですが,これが売りなだけあって明け方までぐっすりと休むことができました.

残念ながら泊まった日が悪かったようで,「家鳴り」がしました.部屋がみしみしっ,みしみしっと不定期に鳴って,気になりました.フロントに聞いたところどうも夜に強風が吹いたようですので,ホテルのせいじゃないのだと思いますが.

マイナスの点を挙げると,まず部屋の外にエアコンの冷却塔があって,ずっと動いている.それほどうるさくはありませんでしたが,やっぱりない方がいいですね.
それから冷蔵庫のスイッチを切れませんでした.最近は寝るときに冷蔵庫の電源を切ることができるように,スイッチがついているホテルもあります.レム秋葉原はスイッチが無く,またコンセントにもアクセスできないので,つけっぱなしでした.ごく小さい冷蔵庫で,特にうるさくなかったからいいのかな.

まぁそうはいっても,ぐっすり眠ることができました.

もう一度泊まりに行くか,と問われると,今回と同じ金額を支払うならもっと安いホテルを選ぶと思います.とてもよいホテルで,支払った価格に見合うサービスは受けられました.しかしよく眠るという点では,もっと安いホテルでも十分にぐっすり眠れそうです.たぶん自分は睡眠ではあまり困っていないということなのでしょう.
自宅での睡眠と比較してみると,やはり自宅で風呂に入ってから寝る方がよく眠れるのではないか.眠りをコンセプトとしたホテルと言っても,自宅でくつろいで眠るのには敵わない,ということなのでしょうか.金野の自宅はとても静かなところにあるので,恵まれているのかな.
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