2010年3月24日水曜日

ACS Style Guideのグラフを模倣する

ACS Style Guideという本があります.American Chemical Society(アメリカ化学学会)の論文集に投稿するためのガイドです.
化学の分野はたくさんの論文を出すので,論文のガイドブックも充実しています.

すでに第3版が出ていますが,手元にあるのは第2版です.この本の290ページにあるグラフの見本を,ExcelとGnuplotで再現できるか,試してみました.
その結果が下の画像です.

原典はここには載せられませんが,完全には一致していないものの,いい線まで行っていると思います.

GnuplotでEMFファイルを作る場合の,設定の主要部分を書いておきます.

set term emf size 1024,1024 mono 32
set border 3
set xtics nomirror
set ytics nomirror
set xrange [0:130]
set yrange [0:100]
set xlabel 'Time (min)' 0,0.5
set ylabel 'Relative Fluorescence Intensity' 2.5
set nokey
plot "data1.txt" w lp pt 5 ps 1.5 lt 1 lw 4, \
"data2.txt" w lp pt 8 ps 1.5 lt 1 lw 4, \
"data3.txt" w lp pt 6 ps 1.5 lt 1 lw 4

グラフの大きさを1024×1024にし,フォントは32ポイント,マークの大きさを1.5,線の太さを4と設定しています.マークの大きさは原典のサンプルと厳密には合っていませんが,だいたい合っていればよいと考えて細かくは詰めていません.

参考になれば幸いです.

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