2011年3月22日火曜日

突然の腰痛

地震が来る2日前の3月9日.
新宿校舎に勤務していて,17階から12階まで階段で下りて用を足し,そこから17階に戻ろう階段を上る途中のこと.腰から右太腿にかけてぎゅーっと絞られるような,引っ張られるような感覚が走り,足に力が入らなくなりました.

初めての経験.手すりにつかまり,腰をかがめたまま,しばらく動けませんでした.
2,3分ほどじっとしていたでしょうか.足にいくらか力を入れられるようになってきたので,ゆっくり,ゆっくり階段を上がり,17階まで移動.

いちどいすに座って,しばらく休みました.
その日は非常勤教員の皆さんとの懇談会と新任教員や退職教員の歓送迎会を兼ねた立食パーティーが開かれていましたが,それに参加しようと立ち上がったら,また動けない.

どうも,いちど座ると立てないらしい.こりゃ座っちゃいかんなということで,パーティーの間はずっと立っていました.(立食パーティーですから当然ですが.)
ずっと立っていると,足腰に違和感があるものの,それなりに歩けます.

その日は書類仕事が少しあり,懇談会のあとしばらく,机に向かっていました.
ずっと立っていると今度は座るときに痛みがあります.座るときには勇気が要りましたが,まぁしょうがないということで意を決して座り,書類を片付けました.
トイレに行くのが辛かった….

帰宅する電車では,これはもう座れない,座ったら立てないと思って,ずっと立っていました.
自宅でも,寝るまではなるべく座らず立っていました.寝るときは体を横にして丸め,エビのような格好で寝ると眠ることができました.

あとで思い出すと,9日は朝から,腰や太腿にしびれるような感覚がありました.昼間に痛みが走った部分です.たぶん同じ原因だったのでしょう.

次の日(10日)の朝に,京王八王子駅前の仁和会総合病院へ.
ずっと立っていると歩ける,ということが分かったので,ずっと立っていました.

レントゲンを撮って診てもらった結果,軽い腰椎椎間板ヘルニアだとの診断.
神経の炎症を抑える薬をもらい,一日3回飲みました.

その日は症状にあまり変化がありませんでしたが,薬を飲み続けたところ次の日は状況がぐっとよくなり,足にいくらか違和感があるものの動きにはほとんど支障なし.2日後(発症からだと3日後)には違和感もなくなり,これまでと同じ動きができるようになりました.

腰椎椎間板ヘルニアの症状を書いたリーフレットをもらったのですが,下肢にしびれが出ることがあるそうです.
この症状,金野は2,3年前から経験していました.まずは血流から疑いはじめ,今年のはじめに検査を受けて,「血流には問題ない」との結果をもらっていました.
そのときにお医者さんに「次に考えられるのは整形外科的な理由」と言われていたのですが,まさにその通りだったと言うことですね.

症状が治まってから1週間経ちましたが,今のところ再発していません.
しかし椎間板は,いちどつぶれてしまったら元に戻ることはないそうです.ですから,無理をすると同じ症状が再び出るかもしれない.

筋力が落ちて腰に負担がかかると,椎間板が圧迫されるそうですから,対策としては「体重を減らす」「筋力をつける」ということになります.うーむ,結局はそこに行き着きますか.

それと,ずっと同じ姿勢でいるのが悪いようです.金野の場合は座りっぱなしでいることがありますが,これが悪いのでしょう.
その後,机を工夫しましたが,そのことはまた別の機会に.

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