福岡ソフトバンクホークスは、2011年度に日本シリーズを制した。その後、およそ1年前の今ごろ、投手の柱であった杉内、和田、ホールトンが移籍した。合計43勝ぶんの投手が抜けたのはソフトバンクにとって痛かったはずだ。
しかしその次の年、つまり2012年の最終順位は3位。もちろん2011年よりは成績が落ちているが、立派に戦い抜いた。
日本ハムファイターズは、2011年シーズン終了後にエースのダルビッシュが大リーグに移籍したが、2012年シーズンにリーグ優勝を果たした。
よく「取り替えの利かない人材」という表現をするが、いくら何でもまったく取り替えることができない人材というのは、ある程度大きい組織にはたぶんいないのだろう。金野はそう思っている。
あるブログに「代替不可能な、かけがえのない、競合他社に行かれては困る人材」という話が出ていた。有名ビジネスマンとかコンサルタントのブログではなくて、ベルギー在住の女性のブログです。
自分は代替不可能だろうかと考えると、不可能なわけはないよなぁという結論になる。
もし金野がいまの仕事を辞めたら?
(注:辞める予定があるわけではありません。あくまで想定ですので誤解なさいませぬよう。)
大学教員には2軍がないので、急に辞められたらすぐには交代要員を補充できず、まぁそれなりに困るだろう。しかしすぐに公募がかかり、4力学のひとつである流体力学の専門家なんかはいくらでもいるから応募者はたくさんいるはずで、長くて2年以内、おそらく1年以内に欠員を補充できる。
というわけで金野は代替可能な人材だが、できればソフトバンクの杉内のような立ち位置までたどり着きたいものだ。つまり、他の投手よりも信頼でき、勝ちを計算でき、重要な仕事をまかせることができる人物。
ただしいまの職場に特化して勝ちを計算できるのではなくて、仮に杉内のように新しい職場に移ったとしても、そこでも他の投手よりも信頼でき、勝ちを計算でき、重要な仕事をまかせることができる人物でありたいものだ。
うーん、ちょっと漠然としているなぁ、今年の目標にするには。
まずはそれをどうやって評価するのか、評価基準を決めようよ、という話になるが、それが難しいよねぇ。
結局は論文の数とか、実績とかいう話になるわけなのかな。
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