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2013年12月17日火曜日

Preziで出張授業再び


12月16日に、7月以来久しぶりの出張講義を担当することになり、7月にも使ったPreziで講義してきた。

前回の出張講義のときもそうだったが、今回の出張授業にあたり、入学広報課が先方の高校の要望を聞いてくれた。
今回は「工学」がテーマだったのと、60分×2回の講義で入れ替えがあるため、おそらくもう一方は理学のほうに行くと思われる。
そこで、工学と理学の違いを説明したり、工学で学ぶ内容を入れたりしてみた。
機械システム工学科の見崎先生の出張授業のスライドをいただいたのだが、それにも刺激を受けた。

これまで使ってきたコンテンツを再利用するのではなく、一から作ったので、とても時間がかかった。14日の研究室忘年会でも酒を飲まずに帰ってコンテンツ作り。日曜日もずっと作り続けたが、結局は徹夜することになってしまった。カフェイン大量投入して何とか乗り切った。
左上の画像が、コンテンツの全体像。

2回ぐらい通しでしゃべってみただけで練習が足りなかったので、電車の中でシミュレーションしようと思って印刷物を用意したが、眠くて使い物にならず。学生さんにはちゃんと練習しようといっているのに、こんなんじゃまずいなぁ。
しかし本番では、60分×2回をこなした。一部、ちょっと説明がくどくなってしまったところがあったけど、全体としては破綻なく進められたかな。

2回目の講義の最終版で、足の指がつりました。さりげなく指を伸ばしながら講義したけど、ばれてたかしらん。

終わったあと、新宿に戻って会議。そのときは何とか持ったのだが、会議が終わって出張講義の報告を書いているときに一気に眠気が襲ってきて、デスクで意識を失っていた。

次はちゃんと事前に用意して、練習しよう。

さて今回の講義の目玉は、高校の生徒さん達に、いまはとってもいい時代で君たちはラッキーで是非その幸運を活かしてほしい、と伝えること。最後の10分ぐらいはその話に充てた。
伝わったかなぁ。内容をもっと絞り込むべきだったかな。

2013年8月5日月曜日

Preziで出張授業


7月28日の夜に、代々木の国立オリンピックセンターで、ある高校(名前を出していいのかな? いちおう自主規制)の出張授業を担当した。

富山県の高校で、2泊3日の研修旅行の一環で東京の大学について学ぶとのこと。28日の朝に地元を発ち、午後に東京について、東大農学部の校舎に行ったりしたらしい。

金野の担当講座は19時30分から90分!!
旅行してきて、昼間にも研修があって疲れているはずなのに、高校生は90分も耐えられるのだろうか? と心配だった。興味を引きつけ続けるためには、どんな工夫をしたらよいのだろうか?

もちろん、まずは内容が大事だが、講座の提供方法でも興味を引きたいと考えて、以前から気になっていたPreziを使うことにした。

昨年、うちの大学の教育開発センター特任教授・野口博先生が講習会でPreziを紹介したのと、今年の6月にPOAC13という学会に参加したときに発表者が使っているのを観たのがPreziを知ったきっかけ。

Preziは、まぁプレゼンテーションツールだと言っておおよそ間違いあるまい。PowerPointのようにスライドをめくるというメタファーに基づいたプレゼンツールではなく、大きなポスターを1枚作って、その全体を見せたり、一部を拡大したりして見せたりすることによってプレゼンテーションを組み立てる。
Preziをご存じない方は、ウェブサイトの「エクスプローラ」をクリックして、サンプルを見てみてください。あるいはYouTubeで検索してもいろいろ出てきます。

今回作ったPreziコンテンツの全体像が、左上の図。

傾いている枠が2ヶ所にあるが、Preziの中では角度を変えて配置してもその枠に合わせてズームイン/ズームアウトしてくれるので、素材を自由に配置できる。
左上の図では分かりづらいが、反転授業の説明では素材を180度ひっくり返して配置している。だって反転だもの。

Preziは初めてだったので、今回は提供されているテンプレートを利用した。左下から右上のゴールに向かってだんだん進んでいくような構成になっているもの。
今回の出張授業にあたり、入学広報課が先方の高校の要望を詳しく聞いてくれた。学科で学ぶ内容や大学の授業に対するイメージをつかみ、大学とはどのような所かを知ることが目的だとのことだった。そこで、左下のスタートを1年生、右上のゴールを卒業とした。途中は2ステップしかなかったので、1ステップ増やして、2,3,4年生の活動を紹介するコンテンツとした。
それが左上の図で灰色の曲線に沿った4つの角枠と丸。角枠が1~4年生で、丸で囲まれたコンテンツが卒業を表している。

曲線に沿った部分を話題の軸とし、例えば学生生活とか学生プロジェクトなど、大学の授業以外の話題は軸から外れたところに配置した。

最初の準備にはかなり手間取った。
Preziコンテンツを作成するデスクトップアプリがあるので最初はそれを使ったのだが、これが使いにくくてとてもいらいらする。あとでオンラインで作成する方がやりやすいことに気づいた。PowerPointなら簡単にできること、例えばテキストボックスの背景色を変える方法が未だ不明だったりする。
アンドゥがまともに動かないのには特に困っている。ある機能はアンドゥできるけど、ある機能はできない。そのせいで、例えばテキストボックスを不用意に移動してしまい、元に戻そうとアンドゥすると、テキストボックスの移動は元に戻らず、その前に行っていた作業が元に戻ったりする。フラストレーションが溜まる。

それでも、できあがりはおもしろい。ぐりぐり動く。

それと、Preziをやってみて分かったのは、同じ大きさのスライドを順番に並べて、コンテンツを入れていく、というやり方は、実は制約が大きいんだな、ということ。
PowerPointでもPreziでも説明する順序は考える必要があるが、Preziの場合は全体→細部の説明という流れを自然に表現できる。細部は小さく書いておいて、そこにズームすればよい。

詳細を見せたければズームすればいいんだ、となると、コンテンツの構成がとても自由になる。スライドを使ったプレゼンのノウハウのひとつ「ひとつのスライドに二つ以上の話題を入れない」というのがあり、金野も学生にはそのように指導しているが、今回のコンテンツ作成ではひとつの枠にたくさんの話題を詰め込んだ。スライドのわかりやすさや見やすさを考えてコンテンツを入れるのではなく、例えば1年生の授業はぜんぶ1年生の枠に収めている。

初めてなので、事前の練習もいつも以上にみっちり行った。
28日の夜、これを使って出張講座を担当。

実際には75分ぐらいでしゃべり終わってしまったので申し訳なかったが、質疑応答の時間も取れたし、まぁまぁうまくいったのではないかな。

Prezi、なかなか気に入りました。

その後、大学のオープンキャンパスでもPreziを使ってみたが、その顛末は稿を改めて。

2013年7月31日水曜日

授業用ビデオ教材の作成方法(13年前期最終)


以前に授業用ビデオ教材の撮影状況をこのブログに書いたとき、Facebook(このブログと連携している)でカメラマンの先輩と、カメラにくわしい知り合いからアドバイスをいただいた。それを反映させて改善したのが左の写真。
餘目さん、千原さん、ありがとうございます!!

アングルで組んだ枠や、LEDフレキシブルクリップライト2つを机の端に留めて使っているところは、以前と同じ。
以前と変わったのは、まず枠の左右にアルミホイルを貼り付けた。光が反射していくらかでも影を消せるかと考えたため。

それからライトにはトレーシングペーパーをかぶせて、少しでも面光源に近い光になるようにした。手元にあったトレーシングペーパーの方眼紙を切って筒にしたものを、引っかけてあるだけ。青い線の方眼紙なので、光がちょっと青っぽくなったけど気にしない。

手の影は以前よりましになった。

前期の授業期間は、これ以上改良しないで、まずは授業に使うビデオを撮影することを優先した。
授業期間が終わったので、古いビデオや出来の悪いビデオの撮り直しを検討中。それに向けて撮影環境をもう少し改善したい。

金野がやっている程度の方法でよければ、ビデオ授業は簡単にはじめられます。ご興味があればまねしてください。

2013年7月16日火曜日

反転授業、一段落


反転授業をしていることを以前に書いたが、前期がおおよそ終わり、反転授業もやっと一段落した。

先週の水曜日(7/10)に最後のビデオを公開し、15日にそれを使った授業を終えた。
来週にもあと1回授業があるが、そこではこれまでの復習だけをして、新しい内容は扱わない予定。

半期やってみての感想: いやぁ準備がたいへんだったなぁ~。

何度も徹夜に近い夜更かしをした。本当に徹夜したことも2回ほど。4月には日曜日に夜更かしして月曜日ぶんのビデオを撮り、月曜日に夜更かしして火曜日ぶんを撮り、火曜日に夜更かしして水曜日ぶんを撮る、という生活をしていた。4,5月の連休にビデオを撮りだめしてからはいくらか楽になったが、それでも週に1回は夜更かししていた。

現時点で236本のビデオを公開している。そのうち2本は取り直して差し替えたもので、題目としては234本分。工業力学が92本(約11時間)、流れ学が99本(約12時間)、工業数学Aが46本(約5時間)。(工業数学工業力学と流れ学で3本シェアしている。)
(2013-07-23間違えていました。修正。)

学生さんの感想や意見を知るため、アンケートを全授業で実施した。賛否両論あったが、好意的な意見の方が多かったのにはほっとした。(もちろん否定的な意見もあった。)
集計結果を分析して、後期と来年に活かしたい。

今年度は、授業を反転しただけに終わった。それだけでも効果はあったと思うが、そのぶん長く取れる演習時間を有効に活用できたとは言い難い。
昨年度よりよかったと思うのは、演習問題をじっくり解説できたこと。解説に45~60分ぐらいかけられる。昨年度までは、間違いの多い問題を中心に30分程度解説するだけだったし、それでも学生の演習の時間を圧縮していた。なので学生の理解のためには効果があったと思っている。

とはいえ、解説をしっかりやる以上のことはほとんどできなかった。

工業数学Aの一部の演習では、個別の課題設定にも取り組んでみた。演習問題を多く用意しておいて、学籍番号で異なる問題を選ばせる、というだけだが。
評価はまだ不十分。試験結果を分析して評価してみようと思っている。

やってみての感想や気づいた点などを、ぼちぼち書いていきます。

2013年5月14日火曜日

授業用ビデオ教材の作成方法(13年5月時点)


13年5月時点では、左の写真のような装置で授業用ビデオ教材を撮影している。

以前のスチール本棚枠+アングル材端材の組み合わせを、アングルで組んだ台で置き換えた。これも研究室の端材を組んだもの。

カメラ台の下に見えている白いものは、ビデオの撮影範囲を示す厚紙。カメラ台に直接固定することで、カメラの位置調整がほぼ不要になった。

それから、黒いので写真だと分かりづらいが、LED照明を2基購入、設置した。枠の中に見えている黒い棒状のものが照明。ヤザワの白色LEDフレキシブルクリップライト、4,280円×2。机の端にクリップで留めて使っている。

左側からのみ照明を当てていたときは、手の右側に影ができて、書いている途中ではノートが見づらいという問題点があった。今はLED照明を2基入れて左右両方から照明しているので、かなり明るく、手の影も入りにくくなった。とはいえ、まだ手の影で見づらい部分はあるようで、照明は難しい。

4月後半からのビデオ教材の撮影にはこの機材を使っているが、映像が改善されたのは撮影機材の改善以上に、撮影に使っているソフトウェアの調整方法が分かってきたことが効いている。

まず、オートフォーカスを切って手作業でピントを合わせるようにした。金野のビデオ教材では手でノートに書いているのを撮影しているわけだが、オートフォーカスを使うと撮影途中で手にピントが合ったり、ノートにピントが合ったりして観づらかった。

それから、自動光量調整も切った。これも、手があるときとないときとで明るさ調整が行われるので、ビデオの途中で画面が明るくなったり、暗くなったりして観づらかったため。
ソフトの"RightLight"機能を切っただけでは自動明るさ調整は切れなかった。詳細設定まで降りる必要あり。

このソフトはフリーズにも悩まされた。初期のころは一晩の撮影ごとに1回か2回は必ずフリーズし、再起動させられていた。ひとつの動画を撮影し終わって、さて保存だ、というタイミングでフリーズするので、ビデオは撮り直しになるし、ノッていた説明に水は入るし、いらいらして気分が下がることこの上ない。
今は、USBポートにWebカメラを挿した状態でいちどWindowsをリセットしている。これで、今のところフリーズを回避できている。同じリセットするのでも気分的にかなりまし。

いま使っているカメラは、ピントが撮影開始時に少し狂う気がする。1つめのビデオを撮ってから、2つめを撮る前にもういちどピントを調整している。

それから、レンズがゆがんでいるのか、右側でピントが合っているとき、左側が少しぼやける。安いカメラだからしょうがないのか? セッティングでカバーできるとよいのだが。

4月までに122本の動画を撮影したと前に書いたが、5月の連休などにも上記の機材で撮影を続けて、この記事を書いている時点では177本の動画を公開している。4月は授業の直前に次の授業分ができあがるという自転車操業だったが、やっと授業より3週間程度先行することができた。(連休中に流れ学を終わらせる野望は達成できなかったが。)

2013年5月13日月曜日

授業用ビデオ教材の作成方法(初期)



授業用ビデオ教材を作成して反転授業をしているという話を先日書いたが、その作成方法をご紹介。
まずは初期型。


左の写真は、上の2枚が最初期のもので、上が手前側(座る側)から撮ったもので、2つめはその反対側から撮ったもの。


とても簡単で、手元にあったスチール本棚の枠だけを取り外して机の上に置き、その上に棒状のもの(手元にあった、ケーブルを壁に這わせるためのレール)をおいて、その棒にWebカメラをクリップで固定して使っていた。

その後、研究室にあった端材のアングル材をもらってきて、下の写真のように改造した。

Webカメラは、Logicool HD Webcam C525。ヨドバシカメラで3,480円だった。
ヘッドセットは、昔からSkypeなどに使っていた古いもの。Webカメラのマイク機能は使っていない。
LogicoolのWebcamソフトウェアはマイク入力を切り換えられる。市販のビデオ編集ソフトも試したが、マイク入力の切り換え方法が分からず、カメラ付属のソフトに戻った。

照明は、部屋の照明と、寝室から持ってきたASSA。ビデオ教材で照明が暗いのは学生に不評で、その後強化した。その話は別途。

ノートに書いて説明するタイプの教材作成をしているので、ボールペンは滑らかに書けるようにジェットストリームボールペンにしている。最初は4色ボールペン+シャープペンシルの5軸タイプを使っていたが、カチカチ切り換えるのが耳に障る気がするのとボールペンが太くて重いので、単色のものに替えた。

ルーズリーフは無印良品のA4のもの。

上の写真2枚で、ノートの横に黄色くはみ出して見えているのは、付箋で、それより上までは撮影範囲に入っている、という印。ついつい下の方まで書いてしまい、ビデオに映っていなかった、ということが数回あったので、この写真を撮影したときには付箋を貼って目印にしていた。
その後、下の写真のように、机に厚紙の物差しをべたっと貼って、ルーズリーフをその下に滑り込ませて書く方式に変えた。物差しよりも上であればカメラに写るように、カメラの位置を調整する。

机は自宅の食卓に使っているもので、元は大学入学時に買って長い間使っていた学習机。つまり撮影スタジオは自宅の居間というわけ。

実質的な出費はWebカメラとボールペンぐらい。まずはやってみようということで難しいことを考えずにはじめてみたが、安く、簡単に環境を構築することができた。

現在はこのやり方をベースに、カメラの固定と照明などを強化している。詳しくは稿を改めて。

2013年5月1日水曜日

授業用ビデオ教材、提供開始!

2013年4月から金野の担当授業で使っている、ビデオ教材です。笑ってやってください。

学生さん向け情報のページからアクセスしてください。

以前にFacebookで少し書いたが、今年から新しい授業方法を試そうと思って、教材作りに勤しんでいる。まだ完成にはほど遠いが、3月末から4月にかけて取り組んできて、型ができてきたのでご紹介。


受講生でない方で授業用ビデオ教材のイメージをつかみたい方は、なるべく新しいもの(4/24以降のもの)を観ていただきたく。それ以前のものは暗かったり、ピントが狂っていたり、音声が小さかったり、直したいところがたくさんある。

上の「経緯」のページにも書いたが、朝日新聞の「教育をタダにする オンライン授業の衝撃」という2013年3月の特集記事に触発されて、「反転授業」を試みることにし、そのためのビデオ教材を作りはじめた。学生さん達に、もっと勉強してもらおう、そして自ら学ぶ習慣をつけてもらおう、という意図。

「反転授業」(flip teaching, flipped classroom, inverted classroom)は,通常の授業とは教室での学習と自宅学習との方向性が異なることから,こう呼ばれる.

通常の授業では,受講者は教室での講義を聴いて学習し,知識を得る.そして自宅学習で宿題や演習問題などを解き,その知識を確認する.つまり教室での学習はインプットで,自宅学習はアウトプットになる.

それに対して反転授業では,受講者は自宅やPC演習室などで講義ビデオを聴講し,知識を得る。そして教室では演習問題を解くなどして,その知識を確認する.自宅学習がインプットで,教室での学習がアウトプットなので,「反転授業」と呼ばれる.

金野が担当している前期科目では、今年(2013年)から講義系科目のすべてを「反転授業」にした。

ビデオは、紙に書いて説明しているのをウェブカメラで撮影する方式にした。まずはなるべく単純にはじめられるように。3月末から準備していたが撮影は4月に入ってから行っている。

授業ではほとんど講義しない。前回の授業で行った演習(小テスト)の解説をして、授業用ビデオに不足が合った場合のみ追加の講義をして、今週分の演習をする、という流れ。
担当している科目のうち2科目は講義演習科目(講義1コマ、演習1コマがセットになった科目)なので演習をするのは当然だが、講義だけの科目(工業数学A)でも授業中は講義をほぼまったくしないで、演習をやっている。

演習の解説にたっぷりと時間をとれるのがありがたい。これまでは講義演習科目なら180分という制約があったので、演習の解説にはあまり時間をとれず、出来の悪かった問題だけ解説していた。今年度はほぼ全問をきっちり解説できる上に、演習の時間も長くとれる。

講義のほうは、ライブ授業とビデオでは一長一短ある。正直言って、ライブのほうがテンションが高い。学生の反応を見ながら授業できる。

ビデオだと、ライブの講義よりも詳しく説明できる。発展的な内容も扱える。
また、どちらかというとビデオ教材のほうが短い時間でたくさん説明できるようだ。去年まで90分間で説明していたことを、ビデオ教材だと60分ぐらいで説明し終えていることもある。理由はまだはっきりとは分からないが、説明用の図などを事前に用意できるのと、学生が板書をノートに写す時間を考慮しないから(一時停止すればよいので)ではないかと思っている。

1授業分のビデオを、1回の講義時間(90分)以内にまとめようとはしていない。時間の制約なく説明している。たいていは90分より短いが、長くなることもある。

学生にとっては、ビデオは「何度でも観られる」「空き時間に観られる」「一時停止できる」のがメリットらしい。「家に帰ってまで勉強したくないから嫌だ」という意見もあった。(このビデオのせいで自宅学習しているのだとしたら、作戦成功だ。)
携帯電話で観ている学生もいた。いちおう観られるらしい。

理工系大学なので、PC演習室があり全員IDを持っているから、観ることができないという心配はない。


現在までのフィードバック:「画面が暗い」「ピントが合ってない」「音声が小さい」「字が読めない」等々。照明や撮影ソフトの設定を工夫して、だんだん改善しているところ。「眠くなる」というのもあったがそれはどうしたらいいのだろう? もしかして金野の声からα波が出ている? せめてテンションは上げていこうと思います。

3,4月で122本のビデオ教材を作った。すべてウェブページとYouTubeで公開中。まだまだ作り続けます。

ぜんぶ自宅で撮影。台本作成、ビデオ撮り、アップロード、ウェブページ作成の一連の作業にかなり時間を取られている。徹夜したり、睡眠時間が1時間だったりとさいきんは慢性的な寝不足です。

前期は講義系科目だけで3科目(5コマ)を担当しているので、たくさんあって大変。(ほかに実験科目と卒論・修論指導があります。)このブログもほとんど更新しなかった。連休後半も引き籠もってビデオ撮りする予定。

ビデオの作成方法などは、追々このブログに載せるつもりです。

大学関係者には相談せずに自分で勝手にやっている。大学の授業が大学の資産だとしたら、流出させた俺はクビかな。むしろどんどん出して宣伝するぐらいのほうがいいと思っているのだが。

2011年7月7日木曜日

セミナー説明会2011

まだ夏休み前ですが,後期の授業のための準備がもう始まっています.

6月29日に,流体研のセミナー説明会を行いました.

去年もやった説明会です.
去年も書きましたが,正しくは機械工学セミナーという授業で,3年生が研究室に分かれて,それぞれの研究室に特化した課題に取り組みます.
今回はうちの研究室の紹介などを行って,優秀な学生さんを募った,というわけです.

この数日後に申込があったのですが,おかげさまで流体研にはたくさんの学生さんが応募してくれました.がんばって説明してよかった.

後期に学生さんを鍛えます.

2011年6月21日火曜日

つまようじブリッジコンテスト2011

つまようじブリッジコンテストは去年もやりましたが,今年から工学院大学機械工学科の1年生が全員取り組むことになりました.

6月17日が,学籍番号が前半の学生のコンテスト日でした.会場も今年からいぶきホールで,4クラス(80名弱)が20チームに分かれてコンテストを大々的に開催.

左の写真は,まだ荷重をかけていないブリッジです.負荷はペットボトルの本数で決めて,耐えた本数だけ獲得できます.

今回は30本が最高でした.30本のチームの橋はかっこよかった.

今回もTAの皆さんが強力にサポートしてくれました.写真に写っているコンテスト用の台もTAさんの工夫で,これが4つ合って競技を並行して行うことができます.

2011年6月20日月曜日

授業で先輩の話を聞く

6月10日の1年生向け授業「機械工学基礎演習I」で,工学院大学の先輩(大学院生)が大学生活について紹介してくれました.

石川君,瀬川君ありがとう!

学生さんたちは,大学院生以上の先輩と接する機会がどのぐらいあるのかな.研究内容についてもいろいろと質問が出ました.

写真にちょっとだけ写っていますが,この日はつまようじブリッジ制作作業日でもありました.コンテストの模様は後日.

2010年12月9日木曜日

小池勝著「流体機械工学」

専門的な本ですが,金野の担当している推進工学・抵抗工学特論という授業で参考にしていて,学生にも紹介したので,ここでも触れておきます.

コロナ社の「流体機械工学」という本です.タイトルは一般的ですが,中身はいろいろな特徴のあるユニークな本です.

特にプロペラの設計方法を具体的に説明しているところがありがたい.授業ではこの部分を参考にしています.
鳥人間サークルの学生さんにも,役に立つかもしれません.

来年は教科書に指定しようかな.

2010年11月25日木曜日

セミナー追加演習の風景

写真はセミナー追加演習での一こまです.

追加演習は正規の授業ではないので,教室はありません.学生たちを新宿校舎の18階に呼んで,そこのロビーを使っています.
ありがたいことにうちの大学はロビーやミーティングスペースも充実しています.

今回はギア―ボックス(直流モーターつき)とサーボ,プラダンなどを用意しました.その他に工具類を数本ずつ.

これとモーター制御用電子回路を配布して,学生さんたちにものを作ってもらうわけです.
Arduinoは予算の都合から貸すだけ.

まだギア―ボックスを組み立てている段階ですが,さてどんなものを作ってくれるでしょうか.

2010年11月24日水曜日

セミナー追加演習用電子回路完成!


以前から学生さん主体で作ってくれていた回路が,このほど全機稼働し,セミナーで使えるようになりました.

直流モーター用のモータードライバー2個と,サーボモータを接続する端子2個を搭載しています.また,モータードライブ用の電源と制御用(電子回路用)の電源を分けてあります.

セミナー追加演習では,この回路とサーボ2個,そして直流モーターで動くギアボックスを2個配布します.これらを使って“何かおもしろいもの”を作る,というのが課題です.

回路は研究にも使う予定で,魚ロボットの制御などに使われることも想定しています.

実際に作ってみると,いくつか改善したい点も見つかります.いまのボードは下のArduinoのUSBポートと干渉するので,電源や端子の位置を変えたいとか,直流モーターのコネクタの位置を変えたい,など.

できれば改善したものを大量生産して,魚ロボットなど制御が必要な局面でばんばん使いたい.もうひと工夫かな.

2010年11月16日火曜日

セミナー追加演習のため電子回路作成


以前にセミナー追加演習のために,サーボ2個と直流モータ2個を動かす回路を,M1の大久保君が作ってくれているという話を書きました.
このほど回路図とパターンが完成し,大久保君がエッチングをして,学生さんたちが手分けをして半田付けをしてくれました.

金野はテストをちょっと手伝っただけ.ほとんどは学生さんがやってくれました.研究で忙しいのにありがとう.

まだすべては完成していませんが,演習は何とかなりそう.

今後たくさん使うことを考えて,エッチングを業者に委託することも検討中です.

2010年11月10日水曜日

セミナー追加演習・サーボモータを動かす

セミナー追加演習の2週目は,Arduinoでサーボモータを動かすことに挑戦しました.

Arduinoでサーボを動かすのは定番のようで,標準のライブラリもあるし,ネットで検索するとたくさんの情報を見つけることができます.なのでこちらはサーボと接続用のリード線を与えて,繋ぎ方を示して,あとはネットで調べてくれやと言っただけ.学生さんたちががんばってくれました.

サーボ2個と直流モータ2個を動かす回路を,M1の大久保君が作ってくれています.次の演習までに間に合うかな?
間に合えばそれを使って,もの作りに突入したい.

2010年11月4日木曜日

セミナー追加演習開始

10月28日から機械工学セミナーの追加演習をはじめました.

早速ものづくりをはじめたかったのですが,準備の都合や制御から入った方がわかりやすそうだという考えから,Arduinoを使ってLEDを点滅させるところから入ってみました.

たったそれだけのことですが,たぶん学生さんは苦労したんじゃないかな.今後はモーターの制御などをやってもらってから,実際に動くものを作ってもらう予定です.

さてどうなりますことやら.進捗があったらここに書きます.

2010年10月22日金曜日

Arduino Uno大量購入

機械工学セミナーという3年生向け授業の追加演習で,もの作りの実習をすべく,現在準備中です.

昨年度もArduinoを使ったもの作りの実習をしたのですが,実物が完成するところまで持って行ってあげられませんでした.

今年はパワーアップしたいので,モーターを動かすなどの回路を事前に作っておこうと考えて,M1の大久保君にお願いし,プロトタイプを作ってもらっているところです.

写真はまとめ買いしたArduino Unoです.これを学生さんに貸し出し(あげてしまうには予算が足りない),いじってもらう予定.

さてどうなりますことやら.進捗があったらここに書きます.

2010年10月6日水曜日

長年使っている方眼紙

この話を知り合いにしたらちょっとひかれたのですが,書いてしまいます.

学生時代に使っていた方眼紙が,まだ残っていました.自分でも驚いています.
片対数と両対数のグラフ用紙ですが,大学1年生のときに買ったもののようで,裏側にクラスと名前が書いてあります.

授業で両対数のグラフを手書きさせることにしたのですが,そのサンプルを作るのに古い方眼紙を引っ張り出してきたところ,これでした.
もう20年も前のものです.その頃から使っているのか.

2010年8月4日水曜日

かつて担当した授業の教材

前期の授業の書類を整理していて,ファイルがいっぱいになったので,かつて担当していた授業の書類を電子化して一部処分しました.

写真は1年生の「数学演習」の授業資料です.毎週,演習問題を配っては解かせ,解説していたので,結構な量の資料がたまっていました.
機械実験を担当するようになった2年前に離れて,いまは担当していません.

ぽいっと捨てるのはちょっともったいないので,スキャナで読んで電子化して保管してあります.
でも,さすがに今後使うことはないだろうなぁ.1年生の基礎科目に再び戻ることは,もうないと思いたいです.もっと自分の専門に近い科目を担当したい.

2010年7月24日土曜日

つまようじブリッジコンテスト

機械工学基礎演習の授業で,以前から作っていたつまようじブリッジの耐久コンテストを行いました.

各チーム3または4名で,今年は4チームがブリッジの耐久力を競いました.
おもりはバケツに入ったペットボトル飲料または缶飲料で,耐えた本数だけもらえる,というルールです.

優勝チームは,ペットボトルを25本,缶を20本持って帰っていました.
金野の授業では新記録です.すごい!!

去年のコンテストでもとても強い橋を作ってきたチームがあったのですが,バケツにペットボトルが入りきらず,記録を伸ばせませんでした.
今年は,学生さんがバケツに箱を貼り付けて,その中に飲み物を入れていました.左の写真がそのときの様子です.うーむ,うまくやられた.

1年生で,まだ材料だの構造力学だのを学んでおらず,授業の合間に作ったブリッジですから,これだけがんばってくれれば立派です.2年連続で「橋らしい橋」が優勝したのも,教育上たいへんよかった.

機械工学基礎演習はこの日が最後の授業でした.皆さんお疲れ様.TAの佐藤君もご苦労様でした.