2010年度の学位授与式は,式典と祝賀会を取りやめ,19日に学位記の手渡しと各賞の伝達・授与などのみに限って行われました.
例年ですと卒業する学生がほぼ全員参加するのですが,今年の参加は6,7割といったところでしょうか.左の写真には写っていませんが,部屋の左側の島は前の2列を除いて空っぽでした.
震災の影響で大学まで来られないとか,来たら帰宅できないかもしれない,などの理由で欠席した学生さんがいたようです.
研究室の打ち上げも中止.18階で少しだけ喉を湿し,お開きとなりました.
残念ですが,こればっかりは仕方ないです.式典の中止を決めたときには,計画停電や,公共交通機関の運休が考えられましたから.(この日は結局は計画停電は実施されず,電車も動いていましたが.)
卒業していく皆さんは,これから会社や大学院で実力を試されることになります.大きな災害が起き,人や物がたくさん失われたいまほど,技術者の力が求められている時代はないでしょう.4月から新しい場で努力研鑽を重ねてほしいと思います.
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