2011年3月28日月曜日

仮の(?)スタンディングディスク

きっかけは9日に腰を痛めたことですが,たまたまそれ以前にGina Trapaniがstanding deskに切り替えたという記事を目にしていました.彼女は減量を主な目的としてスタンディングデスクに切り替えたそうです.

スタンディングデスクというのは,要するに立ったまま仕事をできるように,高い位置に作業スペースがある机です.まっすぐ立って,肘を自然に90度ぐらいに曲げたときの手の高さに,机の面が来るようにします.
座ったままの姿勢は腰に悪く,また運動不足になりがちなので,立って仕事をした方が体によい,という考えに基づいています.

9日に腰を痛めて,いちど座るとなかなか立てない体になりました.(いまは良くなっていますが.)
それならなるべく立っていた方が,腰にも運動不足解消にもいいんじゃないかと考え,10日に病院に寄ってから職場に行ったとき,改めてGinaの記事を読み直しました.そして周りを見回すと,普段はPCを置く棚として使っている古いパソコンラックの上の面が,だいたい金野が立ったときの肘の高さにあり,使えそうだと分かりました.

その日はとりあえず実験室からあまったベニヤ板を持ってきて,机の上にシャコ万で固定してみました.机の剛性に不安があるものの,高さはおおよそ理想的で,立ったままPCに向かったり,書類を書いたりの仕事ができます.これなら何とかなりそうだ.

というわけで,予算の残りを使ってベニヤ板と安い杉の棒材,それにデスクマットと台を買ってきて,16日に写真のような仮住まいのスタンディングデスクを組み立てました.

上面のベニヤは幅600 mm × 奥行き620 mmで,やはりシャコ万を使ってパソコンラックに固定しています.その上にデスクマットと台を置き,台の上にPCモニタを置いています.モニタを台に乗せたのはだいたい顔の高さに来るようにするためです.

それから,パソコンラック上面の支えを補強するため,棒材を縦にはめ込んで柱にしています.ベースが安い金属のラックなので,柱がないとたぶんいつか座屈します.なので荷重を直接下の台に伝えるようにしました.

もともと筋交いのないラックなので,これでもまだ左右にせん断する方向の剛性が足りないように感じますが,当面は持つでしょう.

幅60 cmしかないのは狭いですが,キーボードが小さいので,何とか使えています.

まだ使い始めて間もないのですが,とりあえず立ったまま仕事ができるので,腰を痛める恐怖心からある程度解放されたのはありがたいです.
これ以上の感想はまたそのうち.

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