2010年5月5日水曜日

押井守氏の本を読む

押井守さんは映画監督ですが,本から入ってしまいました.「凡人として生きるということ」と「他力本願―仕事で負けない7つの力」です.
順番を間違えました.押井作品の映画を最初に観た方がよいと思います.映画のDVDを楽天レンタルの予約リストに入れました.

その上で感想を書くと,「凡人として…」のほうは論理にいくらか飛躍があるように感じますが,個性的でおもしろい視点から世相を切り取っていました.

「他力本願」は,金野の感想としてはこっちのほうがおもしろい.タイトルはビジネス本みたいですが,中身は映画監督が映画をものするまでの行動や思考,こだわりを,監督自身の視点から深く掘り下げて書いたものです.一気読みしました.

朝日新聞の「仕事力」に掲載された,「『見える才能をスキルという』―押井守が語る仕事」というインタビュー記事がきっかけで興味を持ちました.でも,「凡人として…」にも書いてありますが,やはり映画監督は映画で語ってなんぼですから,本を読んでおもしろいとか何とかいうより,こちらも映画を観て楽しむことにします.

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