2010年10月16日土曜日

技術士1次試験・反省編

準備編受験編の続きです.

まだ試験結果が出ていませんが,手応えとしては「たぶん,なんとかなったんじゃないかな?」といったところです.半分は出来ていると思う.

しかし準備不足は強く感じました.特に専門科目と,基礎科目.

専門科目では,自分の専門に近いところは,さすがにある程度の自信を持って解くことが出来ます.専門に近いというよりも,大学で授業を担当しているところですね.
具体的には流体工学と,機械力学の初歩のところ.ここは何せ授業で教えていて,試験問題を作ったりしていますから,だいたいなんとかなる.

今回の試験でも,以前に定期試験で出したような問題が数問あり,「ここは解けなきゃやばいだろ」と気合いを入れて取り組みました.

その一方で,材料と,制御理論と,熱工学には苦戦しました.勉強不足だなぁ.
いずれも,学生時代にも就職してからも,あまり使わなかった分野です.今回の試験では制御理論のいちばん初歩のところと,熱工学の知識を詰め込んで受験しました.

材料科学の分野は勉強しなかったのですが,受験のときには1問解きました.消去法で,他に選択肢を絞り込める問題がなかった.制御理論でも,直前に詰め込んだ知識に頼って1問解答しました.
あとは熱工学の問題を解きました.自信を持って答えたとは言えないのですが,5つある選択肢から1つまたは2つまでは絞り込むことが出来たと思います.

基礎科目では,(2)情報・論理と(3)解析は自信を持って解けました.それ以外の分野では5問すべてを検討して,答えられそうな3問を選んだので,たぶん1問ずつぐらいは当たってくれていると思います.
しかし,特に(5)技術連関は,さっぱりダメだったなぁ.ここも勉強不足でした.

受験してみて思ったのは,ちょっと専門バカになりかけているなぁということでした.自分の専門分野は技術士1次試験レベルならなんとかなるのですが,専門から外れたときの知識が少なすぎる.
まだまだ修行が足りないようです.受験してみてよかった.

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